S.M.S.L社SA-36Aの内部マイナーチェンジについての詳細

※2012年9月更新※
以下内容は、2012年1月ごろの情報です。
それから月日が経ち、S.M.S.L社も使用部品を変えていっております。
過去の情報としてこちらの記事を残しておりますが、現行品(2012/9)とは
異なっておりますので、混同されないようご注意下さい。



こんにちは、Kです。
年末年始当たりに落札者様より鋭いご質問を頂戴しましたので
弊社で判る限り情報を公開していこうと思います。
SMSL社ではSA-36よりモデルチェンジを行いSA-36Aが発売され
弊社ではSA-36Aより販売を致しておりました。

もちろんそれより前よりお付き合いはございましたので、
SA-36もございますが、ヤフーオークションへ出品している物は
当初からSA-36Aでございます。

SA-36Aでも時期により部品が良くなったり、内部バージョンアップ
されてきていますのでその辺を遡って説明いたします。
写真を見ながら文章を読んでいかれると判りやすいと思います。

●弊社取り扱い初期の頃のSA-36Aは写真のとおり
カップリングコンデンサEPCOS製で
平滑コンデンサは470μFx4
パワーインダクターはTDK製の物が使われていました。

2期目よりカップリングコンデンサがEVOX製の白いタイプとなりこのあたりから
音質が更によくなったという記憶がございます。
というのも中国側のスタッフで1人だけ耳が素晴らしく良い者がおりまして
前のアンプとちょっと音質が違うし、低音が強くなって音チェックの際
耳が痛いといっておりましたのでサンプルと比較して今回のような事が
判りました。その時に合わせてSMSLとも連絡を取って変更の経緯なども
教えていただきました。

実は弊社取り扱いアンプ全般の音チェックの際、他のスタッフが
音が出るまでの商品の開梱・スピーカーの接続などの音出しの準備をし
そのスタッフがそれを聞きまわって音質検査をしている現状です。

●少し話は逸れましたが、2期目の変更点は
カップリングコンデンサがEPCOS→EVOX
平滑コンデンサが470μFx4→1500μFx4 
パワーインダクターがTDK→防磁タイプでSMSL印字されている物になっています。

●弊社現行のものは基板自体変わっており、LPF側の強化が図られています。
部品などの大幅変更はなく、LPF側のpf級コンデンサにEVOXのフィルムコンを使用
肝心の音に関しては、1期目の物と比べるとわかりやすかったのですが
耳の中で音が広がる感じ(わかりにくい表現ですいません)になっています。

※SMSL社が言うには使用部品のメーカーなど徐々に切り替えて
良くしていっているつもりだとおっしゃってました。

現在でも若干の使用部品に変化などございますが、
ご理解くださいますようよろしくお願いします。

ただ、品質はSMSL社が言うとおり上がってきておりますので
その部分では十分ご満足いただける製品だと思っております。

最後の写真はおまけとしてSA-36の写真も載せておきます。

それでは、これからも㈱ノースフラットジャパンをよろしくお願いいたします。

●●注意事項●●
・弊社では、S.M.S.L社と直接取引をしている事もあり最新の状況を
今回のように公開しておりますが、現在市場に出回っている全ての
SA-36Aが現行タイプではないと思われます。
代理店を通して仕入れられてる業者様も多数おられますし
弊社商品がこのような状況という事を掲載しているだけですので、
ご理解の上ご覧くださいませ。

先述の通り、徐々に改良が加えられているモデルです。
その為、今後も改良や部品変更の可能性はございます。
またそういった変更時の告知はメーカーからはございませんし
弊社でも、どのロットがどの内容とまで詳細な状況を
把握、管理できているわけではございません。
こちらのに関してはご理解下さいますようお願いします。

・弊社では分解して写真を掲載しておりますが、ご自身で分解した場合
商品の保証が受けれなくなりますので、ご注意下さい!
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**********こちらより下はSA-36のものです。出品商品とは関係ありませんが参考にご覧下さい。***********
SA-36とSA-36Aの比較写真
SA-36はボディーがブラスト加工・SA-36Aはボディーがヘアライン加工
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SA-36を基板とボディーを上から撮影
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EROのフィルムコンは個人的に好きです
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