TA2020搭載!デジタルアンプ自作キットPart.4 最終版 販売再開のご案内
こちらの記事は過去の内容です。
バイヤーK渾身の改良を加えたTA2020自作キットの最終版が出来上がりました。バイヤーKいわく、「これ以上は詰めれない!」といった段階まで基板の設計を追い込んだようです。弊社では初期の白基板からPart2→3とユーザー様からのご意見、
ご要望を参考に
着実に改良・バージョンアップをしてまいりました。そして!今回のPart.4となるのですが、最終版としてふさわしい
位置付けに
するべく、出来る限りの音質改善・機能改善・拡張性の
拡充を施しました。
遊び要素も盛り込んだ仕上がりとなっております
ので、過去の
バージョンをお持ちの方から、初めて弊社TA2020キットをお試しになる方まで、楽しんで頂ける仕様ではないかと思われ
ます。
一つ前の
Part3から比べても十分音質の違いを
実感頂ける
と思います。
是非お試し下さい!!
それではキット内容についてご案内致します。
★TA2020デジタルアンプ自作キットPart.4最終版★
●TA2020デジタルアンプ自作キットPart.4-最終版 内容物●
※太字がTA2020自作キットPart.3からの変更点です。
・TA2020アンプ基板x1枚(Rev.6.x:赤色にカラー変更)
※基板サイズ:縦80mm×幅60mm×厚さ1.6mm(組立後の目安:高さ約24mm)
・電解コンPanasonic M 50V 2.2uF x2個
・電解コン:日本ケミコン製LXZシリーズ16V 1200μF x1個
※電源平滑用低インピーダンス品)
・電解コンTeapo SC 50V 22uF x1個
・メタライズドフィルム 100V 1uF(±J) x1個
・メタライズドフィルム 100V 0.47uF(±J) x6個
・電源点灯LED x1個(砲弾型5mm赤色)
・半固定抵抗50K x2個
・NFJオリジナルインダクタ10uH(φ9x12mm) x4個
・ボリューム抵抗09タイプ50K(Aカーブ) x1個
・2pinターミナルブロック x3個
・3PinPHコネクタソケット x1個
・3PinPHアッセンブル200mm線 x1本
・金属膜抵抗器(±1%)
1/4W→8.2KΩ x1個 ・ 1KΩ x1個 ・ 1MΩ x2個
20KΩ x4個 ・ 1/2W→10Ω x2個
・TA2020キット専用NFJロゴシール x1枚
※4/3販売分より「※」印の部品が変わっております。
単に部品在庫の関係で変更しているだけですので、音質的には
ほとんど変わりはございません。誤解の無いようお願いします。
●TA2020アンプ自作キットPart.3からの変更点●
・出力段LPFの範囲にGNDベタを追加
出力段LPFの範囲にGNDベタを追加し、相互及び外部干渉を抑え出力信号
ノイズを低減する設計にしております。
・出力段GNDを左右2つに分割させることにより、ユーザー様が任意で左右の
チャンネルセパレーションの改善対策を施工可能な設計に致しました。
なお、左右に分割したGNDベタの中心の結合部を1本のラインで繋いでおります
ので、容易にカットすることが可能です。また、カット箇所はわかりやすいように
レジストを剥がしております。
・内部5V生成ラインの取り回しを大幅に見直しました。
ICの30pinから5Vを生成し2,8Pinへと供給するラインを回路の見直しと再配置で
従来の約2倍の太さで繋ぎました。トレードオフとしてパワーLEDのパワーラインが
細くなっておりますが、それ以外の部分で音質に影響する部分は回避しています。
同時にその見直しで新たに新規拡張設定を追加しております。
※一部5Vラインと平行してRチャンネル側の音声信号ラインが通るようになって
いた為、その部分もあわせて改善しております。
・5V入力の2,8Pin手前に新たに低ESR電解コンデンサ22uFを追加!
そのことにより十分な電力がスムーズに供給されるため、大幅な音質改善が
出来ました。
※台湾メーカーの電解コンですが日本企業に採用されるクラスの高性能品です
ので、もし日本メーカー等の物に変更する場合はハイグレード低ESR品を
推奨します。
・外部5V供給(オプション)の設計を大幅に見直しました。
1.オプションの外部5Vを設定した際、30Pinと両方使う事によりアナログ5Vと
デジタル5Vを分離供給させる事が出来るように何箇所か拡張設定を施工
しました。
※1本要空中配線!空中配線施工の際は音声信号ラインに気をつけてください。
2.オプション外部5V供給の際、ジャンパーが不要となり標準の5Vラインまでの
接続する配線を極力太くし、ラインインピーダンスを低減させました。
さらに施工性を向上させるために各部品の配置を改善しました。
・全体的に設計を見直し、調整、改良しております。
・Rチャンネルの出力pinがICのpin同士の間を通ってしまい、インダクタホールまでの ラインインピーダンスが左右で違っていたため、3つの手法で対策しています。
2、ICpin間を通る配線の中心部分数milのレジストを剥がし、その部分を施工することにより更にインピーダンスを低くできるようにしました。
※その部分全てレジスト剥がすとICを取り付ける際に短絡する可能性があり
極端に難易度が上がる為、中心部分のみのレジストを剥がしております。
それでも施工難易度は若干上がっているので、注意して施工して下さい。
3、配線間製造限界ギャップには仕様限界と実限界で差がありますので、何度も
サンプルを作り基板製造工場側との打ち合わせで実限界を更に詰めて極限まで
太く致しました。
・基板全体のラインを見直し、ライン強化を施しました。特にパワーラインと
GNDラインで大幅な改善をしております。
・電源平滑コンデンサを横にも倒せるように新たにホールを追加しました。
※若干工夫と部品の兼ね合いもありますが、高さ25mmまでの電解コンデンサを倒
して搭載できます。
・新たにユーザー様任意のオプション設定を複数追加致しました。
※以下のオプションは必須ではございません。お好みに応じてご使用下さい。
・DCオフセット出力電圧調整の半固定抵抗の裏にチップコンデンサ用のランドを
設定しました。標準状態でも特に影響はありませんでしたが、コンマ数mV程度
揺れていた部分の対策設定をご用意致しました。
・出力スピーカー接続のターミナルブロック手前の裏側に左右+-にパスコン用の
ランドを復活させました。そして、その際の作業性も更に向上させています。
・フェライトビーズ施工部分の拡張性を更に上げ、サージフィルターの他、
新たにコモンモードチョークコイルを設定できるようになりました。
※コモンモードチョークコイルはベースアップグレードキットに付属しております
・電源入力端子を2Pinターミナルブロックのみから排他利用可能なように、
DC端子も施工できるように設定しました。
※DC端子はベースアップグレードキットに付属しております。
・基板空き部分に、とある独立回路を増設致しました。
この部分はわかる方のみ施工して下さい。
※必要部品(謎?)はベースアップグレードキットに付属しております。
・基板の色が緑から赤になりました!
今回は間違うことなく指定どおりのカラーとなっております(汗
最後に、TA2020自作キットをお求めの際の注意事項を掲載します。
■注意事項■
・一枚目の写真は完成例です。お届けする物は2枚目のセット内容の
状態となっておりますのでお間違いのないようお願いします。
また、入荷ロットにより一部部品が写真と異なる場合がございます。
間違えやすい部品ではないとは思いますがご注意下さいませ。
・TA2020のIC自体は全て検査基板で正常品として動作確認済みですが、
製作中の破損などの可能性も考慮に入れましてICの特性上ジャンク
扱いで保証は一切ございません。あらかじめご了承の上でご購入
下さいませ。
・当製品はデジタルアンプ自作キットですのでご自身で部品を組み込む
必要がございます。慣れておられない方や初心者の方は、半田ごての
取り扱いにくれぐれもご注意下さい。
・説明書等はご用意しておりません。電子機器を製作したことない方や
電気的知識をお持ちでない方、商品写真を見て印刷の記載が
わからない方はご購入をご遠慮ください。弊社では製作時のサポートや 説明書の配布などはしておりませんのでご注意下さい。
※上記注意事項をご理解・ご了承頂ける方のみご落札下さいませ。
★NFJユーザー交流掲示板のご案内★
上記注意事項の通り、弊社では製作時のサポートなどは行なっておりませんが、おかげさまでたくさんのユーザー様が弊社製品をご活用されておられますので、ユーザー様同士の情報交換をお手伝いする為に、弊社で掲示板をご用意しております。ユーザー様のキット製作例やトラブルシューティングなど、非常にたくさんの情報がございますので、弊社キット組み立て時はこちらの掲示板も参考にして下さい。
※2013年6月4日追記※
それでは今回も宜しくお願いします!
ぜひ『TA2020自作キット最終版』を宜しくお願いします!
★オプション品のご案内★