販売開始のご案内-『LP-2020A+NFJストア別注モデル』第七ロットについて

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(※在庫の関係上、お一人様三台まででお願いします)
 
お値段据え置き:2,480円(電源無し)






皆様、こん○○は。Hでございます。

大変お待たせ致しました!
弊社の代名詞的製品といえる「LP-2020A+@NFJストア別注モデル」の最新版『第七ロット』が入荷致しました。弊社取り扱いのデジタルアンプでは一番人気となっております。また、今回のロットは前ロットから比較的短期間なものの、諸所の事情によりかなりバージョンアップしております。年末年始にデジアンを初めて試される方から、LP-2020A+ヘビーユーザーの方まで楽しんで頂ける製品に仕上がっているかと思われます。



あわせて前回の第六ロット販売時の情報もご確認下さい。
参考情報として、第五ロット、及び、第四ロットの詳細もご案内します。


さて、弊社取り扱いのLP2020A+別注モデルは、弊社製品の中でもコストパフォーマンスNo.1として非常に根強い人気を賜っており、初めてのデジアンとして選ばれる方から常連様まで幅広くお求め頂いている製品でございます。またLP-2020A+は弊社が取り扱いを始めてから4年目となっており弊社オーディオ関連商品の中では最も長い付き合いの製品となっております。そういった経緯もあり、弊社の思い入れも強く、弊社でもお勧めの逸品としてご案内しております。


ただ、こちらをご覧の方に最初にご案内させて頂きたい事がございます。

あえて申しあげますが、過大な期待は禁物です。

毎回申し上げておりますが、別注品といえどもLP-2020A+は中華アンプの代名詞的製品です。電気屋さんで販売されているような一流メーカーのオーディオ製品とは全くの別物ですので混同されないようにお願いします。



それでは、こちらより『第七ロットの改良点』についてご案内致します。


★外観画像★
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※第七ロットより四隅の固定ねじがHEXタイプになりました※



※パッケージ画像※
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※パッケージは第六ロットと同じです。なお、裏面はLP-V3の表記がされております。※表記内容の補足情報※



続きまして、NFJ別注品の内部改良点一覧図を掲載致します。
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★NFJ別注モデル第六ロットからの変更点(画像に水色で記載)★

1、出力段のLPF部分のコンデンサをメーカー、仕様共に変更!
別注品第六ロットまで:WIMA MKS2 0.47μFArcotronics製(ITALY AV) R82 0.22μF
(※LP-2020A+標準品の同箇所はロットにより異なるものの基本的にノーブランド品です)
前回より入力カップリングコンデンサMUSE ESの3.3uFに変更しており、大変ご好評頂いておりました。今回は更に煮詰めた形で出力段のLPF部分のコンデンサを一新し、Arcotronics製(ITALY AV)のメタライズドフィルムコンデンサR82の0.22uFを配置することにより音の最終調整を行ないました。その結果、音の抜け方がより自然になっている印象に変わっていると思います。同時にスピーカーの適正インピーダンスも6-8Ωに近いセッティングになっておりますので、従来よりも幅広いユーザー様に最適な環境となっているのではないでしょうか?


2、TA2020-IC直下の電源平滑コンデンサを変更!
標準品:中国メーカー標準品⇒SUNCON(旧SANYO)WG(超低ESR・高リプル許容品
今回は先述のLPF部の部品変更と同時にTA2020-IC直下の電源平滑コンデンサ弊社LittleSusie等で実績のあるSUNCON(旧SANYO)製のWGシリーズ(超低ESR・高リプル許容品)に変更致しました。

こちらの部品は今までの別注品では変更を行なっていなかったのですが、思いのほか効果は絶妙で、ちょっとした変更で大きな見返りが得れた感じです。具体的には低音のアタック時の中域(若干高域)から高域までの揺れっぽいものが解消されている感がございます。


3、新設の前段オペアンプの電源平滑コンデンサを変更!
標準品:中国メーカー標準品⇒SUNCON(旧SANYO)WG(超低ESR・高リプル許容品
わかりやすく申し上げると電源OFF時のポップノイズが従来よりもさらに低減されました。こちらの効果は多くの方に実感頂けるかと思います。第六ロットよりポップノイズ対策が見直され回路が一新されたものの、まだまだ不十分でした。その為、弊社提案で前段オペアンプ部分の回路を改良してもらいました。今までは電源OFF時に前段部のオペアンプの電源が先に落ちたことでオフセットずれが発生し、大きなポップノイズが発生していたことが元凶でしたので、ダイオードオペアンプ回路部の容量を保持しつつ、電源OFF時にオペアンプが先に落ちないように従来の電源平滑コンデンサに加え、新設で470ufの電解コンデンサ「追加」しました。その結果、電源OFF時のポップノイズについては、かなり軽減されております。

更に弊社別注品では、そちらの新設電解コンデンサを弊社供給の日本メーカーの上位グレード品(SUNCON製WG)に変更しております。標準品は中国メーカー製のものでしたから、こちらの部品の交換により先述のポップノイズの低減だけでなくオペアンプへの電力供給が安定することにより動作が安定しますので音質の安定にもつながり、結果的に音質の向上も体感頂けるのではないかと思われます。


4、基板改良や使用部品指定を含めてメーカー側で細かくリファイン!
A:電源入力段のトロイダルコイルに大型品の搭載を指定
B:基板の要所要所で回路変更。全体的な性能の向上。
C:フロント/リアパネルの角の固定ねじをHEXタイプに変更
D:『NFJ Edition』ステッカーを本体に標準貼付。。。etc



☆標準品とNFJ別注モデル第七ロットの違い(画像に黄緑色で記載)☆

1、電源平滑コンデンサをELNA製の4,700μF大容量品に変更!
標準品2,200μF(ロットによりメーカー/容量は異なります) ⇒ ELNA RE3 16V 4,700μF

2、メインVOLUMEのボリューム抵抗をAカーブ品に変更
標準品:Bカーブ品 ⇒ APAI社製ボリューム抵抗 高品質タイプ A20K
詳細については割愛いたしますが、こちらの変更は前回の第六ロット販売時に大変ご好評を頂いていた点のひとつでございます。標準品に慣れている方だと最初は違和感を感じるかもしれませんが、使用感は確実にこちらが上です。また今回は弊社特注で出来るだけギャングエラーの少ない仕様にすりるように指示をしております。

余談ですが、弊社別注品は第三ロット以降APAI社のボリュームをメーカーに提供おりましたが、その品質にメーカー側が興味を示し弊社よりAPAI社を紹介致しました。その結果、LP-2020A+最新モデルよりAPAI社OEMのボリューム抵抗に変わりました。その為、BASS/TREBLEのふたつのボリューム抵抗は弊社から提供する必要がなくなりました。なお、お気付きになられる方もおられるかもしれませんが、メーカーが大量に発注するついでに「LEPY」のブランドロゴを入れるようにAPAI社に依頼したようです。その為、「APAI」の刻印は変わっておりますが、中身は同じですのでご安心下さい。


◎LP-2020A+@NFJストア別注モデル第七ロット概要◎

冒頭でも述べましたが今回の第七ロットは大幅に変更をかけております。

ご存知の方もおられると思いますが、ちょうど今年の夏頃にLepaiブランドのLP-2020A+のコピー品が出回っている、といった情報をユーザー様から頂戴致しました。早速弊社で確認した所、なんとそのコピー品は「Lepaiの最新版でLepai自体は名前を変えて営業」という根も葉もないことを謳っておられました。さすがに事実とはまったく異なることでしたので、弊社で事実関係を調査し弊社のブログに正確な情報を報告するに至りました。(こちらについては、該当記事をご覧下さい。)

そちらの記事の公開で皆様への詳細の報告も終わり、この件については終息したかのように思われていたかもしれませんが、日本側での注意喚起と並行して、中国側では「Lepaiメーカー側」にコピー品対策とそれにあわせて根本的なバージョンアップ案を提案しておりました。メーカー側もこの件については懸念しておりましたので、良くも悪くも結果的に今回の第七ロットの改良のきっかけの起爆剤となった次第です。それが今回の第七ロットの変更点であるボリューム抵抗であったり、ポップノイズ対策を始め複数の根本的な製品改良に繋がっております。

またその結果、標準品自体がコピー品との品質・音質の差を大きく離しつつありますし、さらに弊社ではNFJストア別注モデルとしてチューニングを施しておりますので、今回もご満足頂ける製品に仕上がっていると思います。

災い転じて福をなす、とはまさにこのことでしょうか。
第七ロット、ラッキーセブンだけに(苦笑



以上、今回も少々長くなりましたが別注モデル第七ロットの特長です。
あまり長々と情報を記載させて頂くのは恐縮なのですが、先述の通り、弊社では別注品として製品品質や音質の向上の為に弊社自らメーカーに情報提供を行なったり、各種対策用部品を供給しております。

また部品変更以外にも弊社独自の検品による品質管理なども行なっておりますので、出来る限り安心してお求めいただけるよう努力しております。
特に今回の第七ロットは、きっかけがきっかけですので短期間の割には一新されたと思います。前回の第六ロットも個人的には良い仕上がりでしたが、今回の第七ロットはさらに良い仕上がりになっていると思います。
先述の通り、常連様からも高評価を頂戴している製品ですので、初めてデジタルアンプをお求めになる方はもちろん、既にメーカー標準品をお持ちの方まで幅広くお勧めの逸品でございます。


ただ、最後にお求め前にご理解いただきたいことがございます。

冒頭でも申し上げましたが、元々LP-2020A+についてご存知の方や、中華アンプについてご理解頂いている方ならご存知の通り、LP-2020A+は中国製のデジタルアンプ、いわゆる中華アンプの代名詞的機種のひとつです。ご存知の方も多いとは思いますが「LP-2020A+」の標準品に関しては少々残念な仕様となっており、人によっては安かろう悪かろうといった評価を下されてしまうこともある、ある意味かなり特殊な製品です。

先述の通り弊社別注モデルはLP-2020A+の一般標準品とは全くの別物です。事実そちらを実感された方の多くが弊社から同製品をリピート購入して下さっておられます。ただ、ベースモデル自体が特殊な製品ですので、弊社別注品のポイントのみを記載するとどうしても期待値が上がってしまいます。また、口コミなどで当製品を非常に期待されてお求めになられる方もおられるように思われます。
 
当製品は必ずしも皆様にご満足頂ける製品とは言えません。
LP-2020A+は別注品でも外観や製品の仕上がりに未熟な
点がございます。完璧を求められる方や細かい点を気に
される方には、あまりおすすめできる製品ではございません。

弊社としましては思いいれのある製品ですし、多数の方に高い評価を頂戴している弊社おすすめの製品ではございますので恐縮ですが、弊社では毎回こういったアピールをさせて頂いております。恐れ入りますが、あらかじめご了承下さいますようお願いします。また、商品販売ページ内に少々長くなっておりますが、注意事項を記載しておりますので、初めての方はそちらをご理解したうえでお求め下さいませ。




以上、LP-2020A+別注品第七ロットのご案内を致しました。

今回のロットも自信を持ってお勧めいたします!
皆様、今回の第七ロット(ラッキーセブン)を宜しくお願いします!
今回も長文にかかわらず全てお読み下さり、有難うございました!


※状況に応じてこちらの記事は加筆、修正を行ないます。