新製品のご案内-Ti-BB製PCM2704搭載!USB DAC/DDC自作キット

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2014年10月6日月曜日21時より販売再開!


販売数量:65組
※初回ロット分の特別価格です※


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同時販売:専用アップグレードパーツセット 980円
ご好評につき現在欠品中です。


同時販売:専用ケースキット 640円


※お一人様につき3組までの購入でお願いします※
在庫や出荷作業等の関係上、お一人様あたりの販売数量は制限させて頂きます。恐れ入りますが、ご容赦下さいませ。 


※上記リンクは販売先管理ページへのリンクです。ご注意下さい※



※お知らせ※ 
販売時の製品情報はこちらのブログのみに記載しております。事前にこちらの記事を全てご確認下さい。


★9/20追記★
本製品の基板上に一部誤表記があることが判明致しました
具体的には基板上に有るアナログ出力用拡張オプションの4列ヘッダーピン(J10)の横に記載されている「LOut/ROut」の部分の印字がL/R逆になってしまっております。こちらのオプションをご使用になる際はご留意下さいますようお願い申し上げます。なお詳細は該当箇所にて記載しております。

★3.5mmステレオジャック部分の端子は左右の間違いはございません★
3.5mmステレオジャック部での音声出力を使用される方には問題ございません。
あくまでも拡張オプションをご利用になる場合のみ、ご注意下さいませ。




皆様、こん○○は。Hでございます。

久しぶりに弊社NFJストアがお送りする新しいDIY電子工作キット、
Ti-BB製PCM2704搭載 USB DAC/DDC自作キットのご案内です。こちらは弊社初めてのDACキットとなっております。

DACキットの構想はかなり以前よりあり、遡る事3年近く前より複数のユーサー様からご意見を賜りつつ構想を深め、プロトタイプを試作したりすることにより、
弊社コンセプトキットとしての形を創造していっておりました。
そしてこの度待望のNFJオリジナルDAC
キットが完成致しましたので
、満を持してのお披露目と相成りました。

さて、PCM2704を使用した製品はキットに限らず完成品でも多数見受けられており、既に該当製品を弄ばれたユーザー様も多いかと思われます。ですから、「今さらかよ!」といった方もおられるとは思います。ただ弊社ではあえて
PCM2704
を採用した製品として開発致しました。もちろんコストパフォーマンス命!のコンセプトは踏襲しつつ、その他キットと同じく拡張性に富んだ遊べるキットに仕上げているつもりでございます。詳細は後述いたしますが、NFJストアの渾身の作を楽しんで頂ければと思います。

なお本製品に関しては少しでもお求めいただきやすいような価格設定をいたしました。またその価格を実現するために、比較的高価な部品は最小限に抑え、別途専用のアップグレードキットをご用意しております。使用条件によっては必須ではないかもしれませんが、出来るだけアップグレードパーツも一緒にお求め頂けますと幸いです。

また今回の標準キット(初回製造ロット分)に関してはよりお求めいただきやすいよう980円にて販売させて頂きます。PCM2704を採用した製品としては最安クラスになると思われますし、部品点数も比較的少なく組み立てやすいキットとなっておりますので、PCM2704を試したことのある方から無い方まで、この機会に是非お試し下さいませ!


それでは引き続き製品について詳しくご案内いたします。




PCM2704搭載 USB DAC/DDC自作キット特徴◆

NFJオリジナル設計による「遊べるUSB DAC/DDCキット」

給電元はUSB電源と外部DC電源(バスパワー・セルフパワー)いずれかをスライドスイッチで任意に選択が可能です。

外部給電時にも5V三端子レギュレーターを通し、クリーンな電源をICに供給する設計になっております。

5V電源のフィルター設定を設け(標準ではFB)、さらにクリーンな電源供給を可能にしております。

外部に3.3V三端子レギュレータを置きSelfPowerdモードで動作をさせているため、標準仕様に比べ音質が向上し、さらにS/N比向上も図っております。

・基板のGNDをPGND/DGND/AGNDとを明確に分割し、電位差を持たせることによりノイズが音声信号に影響しないような設計となっております。

・デジタル端子出力周りの細かい部分をカスタマイズする事により、綺麗な波形になるよう、そして安全に使える仕様で設計しております。

・デジタル出力はそのままで出力するのではなく、74HC04のバッファーを通して同軸・光出力端子を繋いでおります。
(※光出力端子は標準キット未付属。アップグレードキットに付属)

・光端子はそもそも絶縁型なのですが、同軸出力端子も絶縁型にするべくパルストランス設定をご用意いたしました。
(※パルストランスは標準キット未付属。アップグレードキットに付属

標準キットでもデジタル同軸RCA出力端子を使えるよう、表面にジャンパー出来るようランド(※J14・J15)を配置致しました。
(※標準キット構成で同軸RCA使用時のみJ14・J15を短絡させて下さい

水晶振動子の設定を標準の2Pin設定以外に高精度な4Pin長方形、正方形、SMDタイプのいずれかが設置できる拡張設定を設けております。

・4Pinタイプの水晶振動子施工の際の給電電圧の種類は5.0V/3.3V2種類(※デフォルト5.0Vを設定できるようにしております。

・電源平滑部のコンデンサ類の設定範囲を広げるために、標準付属品よりもリード幅が太い物が設置できるように設計しております。

DAC出力カップリングコンデンサの直径サイズを8mm/10mm、リード幅で3.5mm/5.0mmの拡張設定をご用意しております。

DACの出力カップリングコンデンサを標準キットでもオーディオ専用品ELNA製RA3を採用致しました。

SSPND/VOL+/VOL+/MUTEの各ピンはICから容易に引き出せるようヘッダーピン(J5)をご用意いたしました

SPDIF及びそのGNDに関してはPCM2704から直接バッファを通さず拾えるようにヘッダーピン(J3)をご用意いたしました

DAC出力をイヤフォンジャック以外からも取れるようにヘッダーピンJ10:ROUT/GND/GND/LOUT)をご用意いたしました
※こちらのシルク印字のLOut/ROutが誤って左右逆の表記となっております 正しくはLOut GND GND ROutという並びとなりますので、こちらの出力をご使用の際はご留意下さいますようお願いします。

・USB端子は標準付属のUSB-B端子だけでなく、miniUSB端子にも対応出来るよう拡張設定をご用意いたしました。

・同軸RCA出力端子を標準付属の2Pinタイプだけでなく、3Pinタイプにも対応出来るよう拡張設定をご用意いたしました。

・基板はFR-4ガラスエポキシで1.6mm厚の両面基板で金メッキ仕様致しました。


PCM2704搭載 USB DAC/DDC自作キット仕様●

USB DAC IC:Ti製Burr-Brown PCM2704
対応サンプリングレート:16bit/32kHz、44.1kHz、48kHz
USB電源 or 外部DC電源(Bus-Powered/Self-Powered)切替方式

デジタル入力端子:USB-Bタイプ端子 USB1.1以上対応

対応OS:Windows 8(8.1)&7(32bit/64bit)/ Vista / XP / 2000
   MacOS X / 9.1

ドライバ:不要(OSの標準ドライバが自動で割り当てられます)

アナログ出力端子:Φ3.5mm ステレオミニジャック

デジタル出力端子
標準設定:コアキシャル接続(同軸RCA端子/S-PDIFデジタルソース入力
(※標準キット構成で同軸RCA使用時はJ14・J15を短絡させて下さい)
オプション設定:オプティカル(光)接続(TOS-LINK・角型)
(※光出力端子は標準キット未付属。アップグレードキットに付属)

各種インジケータ
出力側:電源通電サイン(緑色) 入力側:外部電源接続サイン(赤色)

源仕
定格電圧/最大電流:DC6.5~12
V/500mA以上推奨
DCジャックサイズ:外径5.5mmφ2.1mm(センタープラス仕様)

基板サイズ:縦80mm×横60mm×厚1.6mm


◆キット内容(部品配置コード等は画像参照)◆

※本製品は販売価格の関係で、専用アップグレードパーツを別売りとさせて頂いております。本製品のパフォーマンスを引き出す上では必要な部品の組み合わせですので、出来る限りお求め下さいますようお願いします。



※標準キットは上記リスト内のベースキット部品と基板、ステッカーのセットです。

※ヘッダーピンは未カットの状態での出荷です。必要に応じてご使用下さい。

★アップグレードパーツセットのご案内★

※アップグレードパーツ組み込み例※

※説明書や回路図はご用意しておりません※
ただ本キットに関してはご覧の通り、比較的シンプルな設計です。パターン上の極性を間違えずに完成例画像や上記部品コード通りに組み立てて頂くだけです。落ちついてゆっくりと組み立ててください。


●製作時のワンポイントアドバイス

・当製品はIC、及びSMDがあらかじめ実装されているDAC自作キットです。付属部品取り付け時に貼り付け済み部品を破損させないようにご注意下さい。特に半田ごての熱を基板に加えすぎると、部品やICを破損させかねません。慣れておられない方や初心者の方は、半田ごてのお取り扱いにくれぐれもご注意下さい。

電解コンデンサの極性は間違えないように注意して下さい。また、組み立て時は、背の低い部品から先に取り付けていくことをお勧めします。 

・電源切替スイッチの操作、及びヘッダーピンへの接続は、全てのケーブルを抜き、完全に電源を切った状態で実施してください。

・はんだ付けを行った部品の付け外しは非推奨です。弊社TA2020キットに関してはそちらを考慮した設計をしておりますが、本製品を含む他のキットで同じように取り扱うと、パッド及びスルーホールが抜けてしまう場合がございます。くれぐれもご注意下さい。

本製品はベタGNDを採用した箇所が複数ございますので、ハンダの乗りが悪く感じる場所がございます。そういった場合はフラックスをご活用下さい。

・Pad間の狭い部分を半田付けする際は短絡させないように慎重に施工して下さい。


■注意事項■

※本製品は完成品ではございません※
 一枚目の写真は完成例です。当製品はDIY自作キットですので、ご自身で部品を組み込む必要がございます。お間違いのないようお願いします。

※本製品は自作キットという性質上、製品保証はございません。※
 但し、本製品は自作キットですが専用検査機にて仮想組み込みを行い動作確認をしております。かといってあくまでも自作キットですので、製作ミスによる破損などの可能性を考慮に入れざるを得ず、保証をお付けすることは出来ません。 また使用上では問題の無い軽微な貼り付け部品歪み等がある場合もございます。恐れ入りますが、あらかじめご了承下さいませ。但し、組み込み前に著しい基板上の問題がある場合は、別途ご相談下さい。

こちらの製品には説明書等が付属しておりません※
 こちらの製品記事及び部品配置表詳細画像以外に資料はございませんので、そちらをご覧のうえでご自身で組み立て内容を判断して頂き、お楽しみ下さい。なお、電子機器を製作したことがない方や電気的知識をお持ちでない方、商品写真を見て印刷の記載がわからない方など、部品の取り付け方法など有る程度知識のある方以外のご購入はご遠慮下さいませ。なお、弊社では製作時のサポートなどはおこなっておりませんのでご注意下さい。

・基板上に所々で拡張設定がございますが、使用用途のご質問はお答えできかねます。恐れ入りますが、わかる方のみご使用下さい。


※上記注意事項をご理解・ご了承頂ける方のみ、お求め下さいませ※


★NFJユーザー交流掲示板のご案内★
上記注意事項の通り、弊社では製作時のサポートなどは行なっておりませんが、おかげさまでたくさんのユーザー様が弊社製品をご活用されておられます。また弊社ではサポートが出来ない代わりに、ユーザー様同士での情報交換をお手伝いする為に掲示板をご用意しております。ユーザー様のキット製作例やトラブルシューティングなど、非常にたくさんの情報がございますので、弊社キット組み立て時はこちらの掲示板も参考にして下さい。




ご覧になる前にリンク先記載の注意書きに必ず目を通して下さい。



以上、簡単ではございますがPCM2704搭載 USB DAC/DDC自作キットについてご案内させて頂きました。


それでは、ここからバイヤーKのコメントをご案内します。本製品にも彼の思い入れが多々現れておりますので、お時間のある方はご覧下さい。

※  ※  ※

さて、PCM2704を使ったUSB DACは複数のメーカーからも販売されている為、そこまで珍しくはないと思います。ただ、単純に細かい部分まで突き詰め、キットとしての拡張設定があって遊び倒せるものというのは私が見てきた中では数えるほどしかございませんでした。また、そういった製品ですと難易度も少々高く、価格もお高い為に気軽に試せない状況ではないかと見受けられました。

そういった状況で私はいくつかの疑念を抱きました。

PCM2704を試す為に気軽に試せる低価格なキット(製品)を手にした人が多いのではないか!?そして、それでPCM2704というICのポテンシャルを過小評価してしまっている方が多いのではないか!?

と考えた次第です。そんな方にこそ今回のキットで、もう一度PCM2704を再評価して頂くべくご用意した次第です。本製品はPCM2704のポテンシャルを最大限引き出す為に基板を作り込み、カスタマイズを施しております。また必要と思われるものはほとんど組み込み、さらに拡張設定としてご用意しております。

なお標準キットでは販売価格を抑える為に最低限動く仕様としておりますが、アップグレードキットを組み込んでいただければそのポテンシャルは十分体感していただけると思います。

ところで、今回の販売に当たって基板ロットはRev1.2となっております。そちらは製造委託先での最適化の際に3回ほど位置などの修正と若干の改良を加えただけの為に数字的には若く感じますが、実際は3年近く前からNFJ側で情報収集をしつつ、何度も試作・調整・計測などを経ております。また、その際にユーザー様からのたくさんのアドバイスやフィードバックを頂いておりましたので、そちらも参考に進めておりました。その節は本当に有難うございました。この場を借りて御礼申し上げます。

なお、構想当初からかなりの月日を要してしまった為に為替や増税など経済情勢が変わり、当初の予定販売価格の実現は厳しい状態でしたが、弊社初めてのDAC自作キットの記念ということで初回製造ロットについてはこの価格で販売致します。

ただ日本着時点で採算割れ状態で難色を示すHを説得しての販売です。出来ればアップグレードキットや他の部品も併せてご購入を検討下さいますようお願いします。

また、ご使用頂けた暁には、気になる点やカスタマイズされる上でアドバイス等がございましたら、お気軽に掲示板やメールでご連絡いただけますと助かります。

それではNFJ謹製PCM2704USB DACをご堪能下さい!

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以上、今回も最後までお読み下さり有り難うございました。
弊社NFJストア初めてのDACキットを是非お試し下さい!


それではご検討、宜しくお願いします!
弊社お勧めの逸品です!


※追加情報は当ページに加筆・修正する形で追記します。