FX-AUDIO- FX202A FX252A FX98Eの特性について

FX-AUDIO- デジタルアンプのスタンダードモデル3兄弟
FX202A/FX36A・FX252A・FX98Eについて、お客様より特性のデーターなどスペック関連についてのお問い合わせが多かったのでアナライザーで測定したデーターを公開いたします。

今回データを再度出した際の総評として、まずFX98EのSN比に誤記載がありました。
開発時にデータを拾っていたのですが、その際に手書きでメモをもらっていたので92dBを72dBと記載してデータを渡したまま商品説明を作っておりました。
実際は92dBで今回のデータでは93dB前後となっております。
また、ICのデータ計測でよく使われがちな高性能フィルターなどは介しておりません。
販売している製品そのものをそのまま計測していますので、今回の記載データと同じ性能をご提供しております。

スタンダードモデルの各機は、コアのデジタルアンプICに、同シリーズで出力違いのICとしているため、音質維持最大出力以外はほぼ同じ結果となっています。
これはある意味凄い事で、回路の設計及び受動部品の選定によってICのポテンシャルを最大限引き出せているという結果として出てきていると思います。
同じICが使われているアンプでも大きな音質の差が出てきてしまうのも、このあたりを調整できない、又はコストの関係で吟味できない為だと思われます。
※高性能なオーディオアナライザー自体所有していないと、計算と聴感のみでの調整になり、実際全く違う方向になってしまいがちです。
こちらのスタンダードモデルのシリーズは構成としてはシンプルですが、この部分に弊社としての大きなアドバンテージがあると思っております。

周波数特性 SN比 全高調波歪 最大出力(電気的な最大出力ではなく音質を維持した最大出力を拾っています。電気的最大出力はデータシート通り出ていますが、今回出したデータの方が実用的な数値となっております。)を表記しています。

FX-AUDIO- FX202A/FX36A 

周波数特性グラフ
イメージ 1

音質維持最大出力
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全高調波歪率
イメージ 6


FX-AUDIO- FX252A

周波数特性グラフ
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音質維持最大出力
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全高調波歪率
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FX-AUDIO- FX98E

周波数特性グラフ
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音質維持最大出力
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全高調波歪率
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