新商品のご案内「iKANOO N12 USB接続スピーカー」


新商品のご案内



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USBケーブルを接続するだけのPC用USBスピーカー・サウンドバーです。

Windows/MacOS両対応のUSB DAC・アンプ内蔵で外部電源不要ですので、1本の配線で非常にスッキリ!また、持ち運びにも便利です。
カラーバリエーションはブラックとレッドの2種類、アルミ合金ボディはヘアライン処理のアルマイト仕上げで価格以上の高級感を演出します。

2種類のホルダーが付属しており、縦置き使用やモニターマウントが可能です。




メーカーパッケージです。

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中身に興味をお持ちのそこの貴方!
既に分解済みです♪
※元に戻す事を考えての分解ではございません。
元に戻すには接着剤等必要になりますので改造前提でお求めの方はご注意ください。

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まずはフロントパネルを外してみます。
スピーカーはしっかりステレオです。
おや?センターに穴が。バスレフポートかな??


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スピーカー拡大


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センターの穴はやはりバスレフポートでした。

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スピーカーのインピーダンス4Ω 定格1W 最大2Wのユニットのようです。

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メイン基板です。


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DAC IC:MVSILICON AU6860F 16bit48kHz固定


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パワーアンプIC:NS8002 AB級モノラルパワーアンプICデュアル駆動構成
小さいアンプICですが、これでもデュアルモノ構成なんですよ。
工夫次第で電源バルクコンデンサも詰めそうです!



使っていただくと分かるのですが、サイズから低音が出ないのは仕方ないですが、実際に聴くと高音が目立っている感じですので、チューニングのしがいがありそうです。

音質のチューニングでご注意いただきたいのは、慣らしで思った以上に音質が変わることです。
初っ端の音が残念だからと言って窓から投げ捨てないでくださいね!!(^^;)
チューニングしない方も是非やっていただきたいんですけど、ピンクノイズを5~10時間(音楽だと10~24時間程度)入れると、かなり音離れが良くなり中音の質感が上がります。
最初はチープに感じても、チューニングは音が落ち着いてからでも遅くないですから、ピンクノイズお試しくださいね。


内部に吸音材はデッドになりすぎるので、逆に反射を積極的にコントロールする方法がお薦めです。
自作小口径スピーカーで、各種材質のテープを貼ったりして調整するのと同じです。

高音のコントロールは、前に吸音材(和紙や布等)を直接垂らすだけで変わりますから、色々と工夫してみてください。



続いて意外と使える、多彩な使い方です。

本来の使い方は、ノートパソコンの聞き取りにくい音質改善や、DVI接続のPCではモニターから音が出ないので手軽なUSB接続は重宝します。

特に便利なのがモニター共用のPC2台環境で、各PCでのサウンド環境が簡単に構築できることです。
モニターの両端に縦に置けば(付ければ)、どちらのPCかも分かって作業も捗ります。
また動画の変換など時間のかかる定型処理にも、裏で動くパソコンのアラートが聞こえるのは結構便利です。

ちょっと変わったところでは、最近増えている4Kモニター(4Kテレビ)での使用法です。
4KモニターHDMIかディスプレーポートでPCと接続し、音もHDMIかディスプレーポート経由で4Kモニターから流れる環境です。
さてそこに、もう一台のPC(株式、FXの投資用等のバックグランドPCですね)をHDMI接続して P in P や P by P で1画面に同時表示できるように追加すると、モニターからはメインPCの音だけしか聞こえないので、バックグラウンドPCの音が聞き取れる環境構築が意外と邪魔臭かったり、利便性が悪かったりします。

そんな場合でも、バックグランドPCにUSB接続していれば単独で音を出せるので、たとえ映画を見ていてもアラートを聞き逃さないため、リスク回避の可能性が高まります。
それに小さいから邪魔にならずに設置場所に困ることもないんです。

最後にかなり変則的と言いますかネタ的ですが、本体が強度の高いアルミ製なので、枕の下に入れてピロースピーカーに使えたりもします。
枕の下に入れるなくとも置くだけでも十分なんですが、入れることによって高域が大人しくなるので、就寝向けな音になります。聞き取りやすい音質ですので、かなりの小音量でも聞こえるけれど、寝るのには邪魔にならないので興味がある方はお試しくださいね。

NFJとしては珍しく他社パッケージ製品の取り扱いですが、自分たちが使いたい使おうと思ったものは、これからも積極的にご紹介できればと思います!