NFJ TA2020 \980AmpKit デジタルアンプキットの製作例

こんにちは、Kです。
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

以前より当キットをご購入いただいた方で、ベースキットとして改造や改良などを
されておられる方へ弊社よりBlogに転載する許可をいただき投稿しております。
随時更新予定です。今後ご購入者様の参考になればと思います。

★11月8日追記★
落札者様より製作例の写真と使用部品の詳細なレポートを頂戴しました。
ご本人様より転載許可を頂戴しましたので以下に掲載致します。
当商品落札者様の参考になるようでしたら幸いでございます。
 
※一部を除き弊社出荷時の部品とは異なりますのでご注意下さい。
イメージ 1
イメージ 2
イメージ 3

以下、製作者A様の製作ポイントです。
なお頂戴した文面は出来る限りそのまま転載しております。
 
・電源の1500uFを基板に乗る範囲で大きく、2200uF16Vに変更
・入力のCをMUSEの4.7uF26Vに変更(少しい大きい為、今後変更の可能性あり)
・出力側の定数をトライパスのデータシートを参考に8Ωスピーカー用に変更
8個の0.47uFを出力パラの2個は0.01uFに、出力コイルにぶら下がってる4個と
 10Ω直列の合計6個は0.22uFに変更
・出力コイルは手持ちのものと交換。キット添付のコイルより、太い巻き線で、
 直流抵抗が低いことを期待しています。
・放熱版は、ジャンクからとった銅板を、適当に切断、折り曲げて、2枚重ねて
 取り付けています。
※以上、最上段の写真参照
 
 
※ケース関係の部品調達場所
アルミケース YM-100 タカチ電機製:マルツで購入
ボリュームつまみ20φ :千石で購入
ボリューム、3φ青色LEDRCAピンジャック、DCジャック、ジョンソンターミナル、
トグルスイッチ、ACアダプター:秋月で購入
※以上、中・下段の写真参照
 
YM-100にむりやり詰め込むために、ジョンソンターミナルとRCAピンジャックは、
短く切断しています。6Pトグルスイッチの3Pを+電源のON/OFFに使い、
のこり3P側をLEDと直列抵抗の中継に使ってます。 
 
100X70X30mmのケースにすっきりおさまり、音も素直な雰囲気です。
これからエージングをします。
 
以上、落札者A様より、非常に詳細なレポートでした。
弊社としてもこういったカスタマイズは非常に勉強になりますし、
その他の落札者様にもきっと参考になるかと思い、無理を言ってお願い致しました。
ご協力下さった落札者A様、この場を借りて御礼申し上げます。
本当にどうも有り難うございました!

★1月10日追記★
下記写真は製作者B様の作例です。
※一部を除き弊社出荷時の部品とは異なりますのでご注意下さい。
イメージ 4
イメージ 5
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以下、製作者B様の改製作ポイントです。
頂いた文面を簡潔にして記載しております。

変更点
・高周波平滑コン:16V 2200μF 低Z品(サイズがギリギリの様です)
・セラミックコンデンサ全数⇒指月電気製作所製 
(積層型金属化ポリエステルフィルムコンデンサ)
・インダクタ⇒太陽誘電10μH  3.6A 
カップリングコン⇒nichicon製MUSE BP50V 2.2μF

追加回路
・電源投入時のポップノイズ対策用 遅延リレー回路
・30Pin部分のパターンをカットし外部より
 レギュレーターを追加し5Vを2.8Pinへ供給

ケース内にスペースが余っていた為電源平滑用
コンデンサー50V 3300μFx2個追加(余剰部品流用)

音質はSA-36Aよりスッキリした感じでSA-36Aが
よりフラットになったという感じに仕上がったようです。

キット自体の構成はVer.2と同じ構成になってしまったような
というご感想を頂いております。

※弊社よりコメント
アンプ基板キットからLepaiのLP-2020A+やSA-36Aのような
アンプに仕上げられています。
弊社側でここまで作り上げるべきなのかアンプキットとして
今のコンセプトの状態で改良していくのかを今後、
試行錯誤する上で大変参考になる作例でした。
ご協力いただき本当にありがとうございます。

1/10現在の時点でVer.2は大変ご好評頂いており
在庫もそろそろ寂しくなってきています。

次バージョンより音質は維持しつつコストの最適化を
図る予定ですので、現バージョンをとりあえず1つでも
ご購入しておく事をお勧めします。

★1月15日追記★
TA2020自作キットではないのですが、インパクトが大きかったので
製作者C様より許可を頂き掲載させていただいております。
弊社TA2020リユースチップと自作キットをご購入くださった
落札者C様の製作例です。

TA2020デジタルアンプキットではなく落札者様ご本人が自作された物です。
イメージ 7

以下製作者C様からのコメントです。

2020は添付(画像)の様になってます。

いろいろ試してだんだんと大きく育ってます(笑)

みんなから通天閣と呼ばれています(笑)

私は決してオーディオマニアでは無いのですが、なかなか楽しいですね、
マニアの方の気持ちが分かりました。

5vと13.5vの分離ときれいに平滑して安定化、入力信号のオフセット回路を
追加して左右のレベルを合わせれば、しっかり&クリアーな音場が現れて
聴いていてとても気持ちが良いです。

2020は潜在能力の高さと弄りやすいパーツ数の構成で最高ですね、
音を聞いた友達から作ってくれと頼まれているのでまた購入する予定です。

※弊社よりコメント
Kです。インパクト抜群です。
ここまでくるとさすがに私もわけがわからない状況です!

通天閣!?ネーミングも最高です、大阪から届いたからなんでしょうかね(汗
出力段のローパスフィルター別基板がかろうじて判るくらいで、それでも
特盛並みですごそうですね。タワー状態になっているコンデンサ以外に
各所で大容量コンデンサでうまく整えられているようで、ここまですると
どんな音が出るのか想像できないレベルです。

こういった例も参考になりそうですので製作者C様に依頼してブログ掲載の
許可をいただきました。ご協力ありがとうございました。

★1月18日追記★
TA2020自作キットに主要3項目手を加えられている
製作者D様の改造例です。一見すると素組みされているように
見えますが、良く見るとかなり手を加えられています!
弊社としても大変参考になった作例です!

※一部を除き弊社出荷時の部品とは異なりますのでご注意下さい。
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イメージ 9
イメージ 10
以下製作者D様からのコメントを
抜粋して必要部分を簡潔に記載いたします。

本キットの省略されています330pFのランドを利用しまして
DCオフセット回路を追加いたしました。
パターン的に非常に簡単な改造でした。
DCオフセット回路は無くても基本性能に問題有りませんが
実装すれは簡単に性能アップです。

完成時の基板とケースに実装した写真を添付しておきます。
今回の作成コンセプトはお安くですので部品の変更は有りません。
贅沢は入力切替えが有るのみです。
追加回路として基板上のDCオフセット部と基板上のスピーカと
電源のランドにジャンパー線で固定したユニバーサル基板に
出力遅延リレー、+5Vレギュレータを追加しましたが有り合わせの
ケースの都合でキツキツでした。
完成後の感想は追加は”DCオフセット追加のみで十分だったなー”です。
音に関しましては通常使用のS.M.S.L SA-S1+Sに比べ不満は有りません。
(実は同じチップだし、共にポップ音も出ないし現環境では違いが良く判らない)
Ver.2はパーツの色合いも綺麗で基本構成で十分満足行くものでした。

弊社からのコメント
出力遅延リレー回路・5V電源独立供給・DCオフセット調整回路と
かなり効果の高い改造をされて尚且つこの小さい基板上で綺麗に
納まっているのがすごいです!
1枚目の写真をみると弊社キットを素組みしているような自然な
改良・改造を施されているため、一見しても判別つきにくい反面
上記の3項目の改造がされている。。。感服致しました。

さらにこちらからの無理な要望もお聞きくださいまして、
配線イメージもご提供くださいました。
今後の弊社改良/Ver.UPの際に大変参考になりました。
心より感謝の気持ちとお礼申し上げます。
掲載許可とご協力いただき本当にありがとうございました。