FX-Audio- FX1002A 100Wx2 D級デジタルアンプの近況

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FX-Audio-のFX1002Aです。

ST製TDA7498という最大100W+100WのデジタルアンプICを採用しています。

下記の写真は上から第1段階の基板(青)、第2段階の基板(黒)です。
現在、第2段階のサンプル基板で中国国内でテスト販売中で、
若干不安な部分のあるのですがフィードバック待ちの状態です。
その後フィードバックでも問題なければ、海外向け仕様に変更して
量産体制に入ります。
※最終的に量産に入る際、部品に関して弊社にて調整を入れますので
 インダクターなどの主要部品以外はまったく異なる物と思っていてください。

主な特徴は、100WクラスのデジタルアンプICを採用し、
大型の防磁タイプのパワーインダクターを搭載していることです。

平滑コンデンサも大型の物を2本積んでいますし、
フロントエンドにオペアンプ回路を搭載し、かなりハイパワーな仕様になっています。

ICのオペレーション電圧が14-39Vですが、歪み率や電源の入手性などを
考慮に入れ定格24Vを考えています。
当初30Vでも使えるようにという事だったのですが、出力が上がってくると
どうしても音が歪んできますし、D級アンプとはいえ廃熱の問題も出てくる事も
考慮に入れまして現在は定格24Vで提案しております。

以上、開発中100Wクラスのデジタルアンプの近況でした。
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