新製品のご案内-YDA138搭載!デジタルアンプ自作キット Version.Japan NFJオリジナルモデル
※9/11追記-製作時の注意事項に加筆しております※
皆さん、こん○○は。Hでございます。
大変お待たせしました。
先日からご案内しておりましたYDA138デジタルアンプ自作キット、
Ver.JapanNFJオリジナルモデルについての詳細をご案内致します。
さて、こちらのキットですが弊社ブログをずっとご覧下さっている方は
ある程度ご存知かと思いますが、知る人ぞ知るデジタルアンプIC、
YDA138を搭載したデジタルアンプ自作キットとなっております。
特にこちらは現在も継続販売中のYDA138デジタルアンプ自作キット、
『本国モデルNFJ仕様』に数々の改良と変更を加えたNFJオリジナルの
製品になっております。予定よりもかなり遅れてやっと販売できるまでに
漕ぎ着けました。
なお、今回の初回ロットで既にボードRevが11と冗談みたいな数字に
なっております。Rev.2まではFX-Audioと共同で同じ構想/設計の流れで
進めておりましたが、コストや時間をかけたNFJ仕様と本国仕様が
Rev.3から分岐しまして現在のRev.11に至ります。こちらは、リファレンス
ベースでどこまで音を追求できるか、どこまでDIYキットとして遊べるか等を
模索した足跡の数字ともいえます。結果的には、当初のスケジュールから
大幅にずれ込んだものの、皆様にご満足頂けるキットが作れたのでは
ないかと思います。今までお待ち下さった皆様、本当に有難うございま
した。
なお、販売スケジュールが予定よりも大幅に遅れてお待たせして
しまった事と、今回の初回販売を記念して、初回版限定仕様のキットを
ご用意致しました。日本側への初回入荷分、限定となっております。
ただ、こちらの写真の仕様のままでの継続販売は、さすがにコストの
関係で難しいですので、限定数が完売次第、初回版は終了になります。
ただ、次回からは一部部品を変更した標準仕様キットとして継続販売を
予定しております。初期ロットだけではございませんので、ご安心下さい。
それでは当キットの特長についてご案内致します。
なお本国モデルとは根本的に違う製品となっておりますので、
誤解の無いようお願いします。
●YDA138自作キットNFJオリジナルモデルの特徴●
・YAMAHA製デジタルアンプIC YDA138D-3を搭載し
連続最大出力10W/8Ωx2ch(モノラル時20W/4Ω)が可能
・AB級ヘッドホンアンプ機能を搭載
・SN比がデジタルアンプ部で103dB、ヘッドホンアンプ部で95dB
・マスター/スレーブ切り替え搭載でマルチチャンネル同期動作可能
・外部クロック用のパターンを装備し、標準キットで付属
※内部/外部クロック設定ジャンパー搭載
・アナログ入力/BTL出力可能で連続最大出力20W(モノラル)を実現
※要設定・カスタム必須
・4パターンのジャンパー設定でゲイン設定の変更が可能
・LPF側のモジュールを挿し込みタイプのパターンにする事により
比較的容易にカスタムが可能
設定とし、幅広いタイプのコンデンサを搭載可能
・入力端子をRCAと3.5mmジャックの2種類を搭載し、排他使用可能
・電源入力端子を2Pinターミナルと5.5mm/2.1mmセンタープラス
タイプのDCジャック端子の2種類を排他使用可能
※標準で二種類の部品が付属
・電源平滑コンデンサのサイズにより2種類のPadパターンを搭載
横置き仕様:φ10mmまで高さ16mmまで
縦置き仕様:φ12.5mmまで高さ制限なし
・本来SMDパターンの部分に挿し込みタイプの部品も実装できる様に
ホールを追加。さらに標準部品で挿し込みタイプにカスタム済み
●YDA138-IC仕様●
・YDA138標準搭載機能
ショート保護機能/オーバーヒート保護機能/クロック停止検出機能/
AM混信対策機能(※要カスタム)/ポップノイズ低減機能
・デジタルアンプ部
連続最大出力:
10Wx2ch @Vddp=12V R=8Ω THD+N=10%
20Wx1ch @Vddp=12V R=4Ω THD+N=10%
効率:88% @12V、8Ω、10W
THD+N:0.02% @12V、8Ω、1.0W
S/N比:103dB @12V、8Ω、10W、VOL1:0=HH
・ヘッドフォンアンプ部
最大出力:50mWx2ch @12V、32Ω、THD+N=10%
THD+N:0.01% @12V、32Ω、30mW
S/N比:95dB
定格12V(動作電圧範囲9.0V~13.5V)※推奨電流量1.5A以上
※弊社完成品アンプ向けのACアダプタがご使用頂ける仕様です。
宅配便出荷限定となりますが、ご入用の場合はオーダーフォームの
要望欄にて、ACアダプタ希望と一筆入れて頂き、ご希望の容量を
お知らせ下さいませ。(ACアダプタの詳細はこちらから)
※キット内容物一覧※
●キット内容物詳細(『→**』は基板取り付け箇所です)●
・アンプ基板(Rev:11 IC/SMD貼り付け済)x1
※基板サイズ:縦80mm×幅60mm×厚さ1.6mm
・ボリューム抵抗A50K 15mm軸x1 →VR2
※取り付け前に仮置きして、不要な突起を削ってください。詳しくは後述します。
・RCA端子赤x1白x1 →J7/J6
・2Pinターミナルブロックx3 →J11※DC端子排他使用/SPK出力L+R
・DC端子(5.5-2.1mm)x1 →J1
・3mm緑LEDx1 →D1
・2段x3列ヘッダーピンx2 →J8/J9
・ジャンパーピンx4 →J8/J9用
・フェライトビーズx1 →L5
・村田セラロック4.19MHzx1 →Y1
・NFJオリジナルパワーインダクター22μHx4 →L1/L2/L3/L4
・X7Rタイプ積層セラミック63V1μFx2 →C3/C4
・メタライドフィルムコンデンサ250V1μFx2 →CT5/CT6
・Rifa-EVOX CMK 100V 0.22μFx2 →C10/C11
・日本ケミコン KMQ 16V 1000μFx2 →CT7/CT2
(※CT1/CT8=φ12.5mm拡張用)
・ELNA RE3 25V 470μFx2 →CT3/CT4
・Rubycon YXG 50V 10μFx3 →CT9/C7/C8
・YDA138専用NFJロゴシールx1
・簡易説明書(上記内容物詳細とジャンパーピン設定図を印刷した物)
●製作時の注意事項●
・3.5mmジャックを設置する場合は、半田付けを行なう前に仮置きし、
上記写真の不要な箇所をカットしてから取り付けてください。
・当製品はIC、及びSMDがあらかじめ実装されているアンプ自作キット
です。付属部品取り付け時に貼り付け済み部品を破損させないように
ご注意下さい。特に半田ごての熱を基板に加えすぎると、部品やICを
破損させかねません。慣れておられない方や初心者の方は、半田ごての
お取り扱いにくれぐれもご注意下さい。
・基板のケース固定穴はΦ2.2mmです。ねじサイズにご注意下さい。
・スピーカー出力端子の+/-のシルク印字はターミナルブロックを
取り付けた際に見えなくなります。事前に各自で対策して下さい。
・Pad間の狭い部分を半田付けする際は短絡させないように慎重に
施工して下さい。
・ホール径が比較的大きい為、部品の取り外しの際はホール内部の
半田を溶かしてからでないと、パッド及びスルーホールが抜けてしまう
可能性が高いです。あらかじめ十分注意してから施工して下さい。
・部品固定時にリードをまげてから半田を施工するといった手法は
部品の付け替え・取り外しを前提とする場合は極力避けて下さい。
※半田付けによる複数回の部品の付け外しは非推奨です※
・電解コンデンサの極性の向きには十分注意して施工して下さい。
※特に電源平滑コンデンサ部分の横置きと縦置きで極性の並びが
異なる為、絶対に間違えないようにして下さい。
・ジャンパー設定時は、一度電源を切ってから設定してください。
■注意事項■
・一枚目の写真は完成例です。お届けする物は2枚目のキット内容の状態と
なっておりますのでお間違いのないようお願いします。
・当キットの部品組み込み済みの基板自体は全て専用検査機で動作確認済み
です。また出荷前に基板のSMD取り付けミスなどがないか目視検品をして
おります。かといってあくまでも自作キットですので、製作中の破損などの
可能性を考慮に入れざるを得ず、保証をお付けすることは出来ません。
また使用上では問題の無い軽微な貼り付け部品歪み等がある場合もございます。
恐れ入りますが、あらかじめご了承下さいませ。
但し、組み込み前に著しい基板上の問題がある場合は、別途ご相談下さい。
・当製品はデジタルアンプ自作キットですのでご自身で部品を組み込む必要が
ございます。慣れておられない方や初心者の方は、半田ごての取り扱いに
くれぐれもご注意下さい。
・こちらの製品には設定等の簡易説明書のみが付属します。こちら以外に資料は
ございませんので、完成サンプル写真や当ページ記載の情報等をご覧のうえで
ご自身で判断して頂き、お楽しみ下さい。なお、電子機器を製作したことが
ない方や電気的知識をお持ちでない方、商品写真を見て印刷の記載がわから
ない方など、部品の取り付け方法など有る程度知識のある方以外のご購入は
ご遠慮下さい。また、弊社では製作時のサポートなどはおこなっておりません
のでご注意下さい。
※上記注意事項をご理解・ご了承頂ける方のみご購入下さいませ。
以上、YDA138自作キットNFJオリジナルモデル の
ご案内でした。
※ ※ ※
ここからは余談です。読み飛ばして頂いて結構です(汗
今回商品画像や商品ページを作成するうえで困った点がございました。
製品のタイトルが非常に長くなってしまうのです(汗
正式名称としては、
「YDA138デジタルアンプ自作キットVersion.JapanNFJオリジナルモデル」
なのですが、自分で作ったもののさすがに長いです(汗
その為、各自で略称をつけて呼称してやって下さい。
参考までに弊社では、
『YDA138VJ』『YDA138NFJ版』『YDA138オリジナル』
といった感じにしております。よくよく考えれば『YDA赤』でも通じますね。
疲れてきたのか、自分でも訳がわからなくなってきました(笑
それではYDA138NFJ版を宜しくお願いします。
もちろん弊社イチオシの逸品です!
※当ページは適宜加筆・修正します。