販売開始のご案内-『LP-2020A+NFJストア別注モデル』第六ロットについて

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★2013年8月20日21時より販売開始
(※在庫安定までの間はお一人様三台まででお願いします)
 
 お求めはこちらから!

完売御礼!


皆様、こん○○は。Hでございます。

大変お待たせ致しました!
弊社の代名詞的製品といえるLP-2020A+@NFJストア別注モデルの最新版『第六ロット』入荷致しました。弊社取り扱いのデジタルアンプではNo.1のコストパフォーマンスを誇っております。詳細は後述いたしますが、今回はかなり内容が変わっております。欠品期間中も多数のお問い合わせを頂戴しておりましたが、お待ち下さった方にはご期待にそえる製品に仕上がっているのではないかと思われます。
 


参考情報として、第四ロット、及び、第三ロットの詳細もご案内します。
  
  
さて、弊社取り扱いのLP2020A+別注モデルは非常に根強い人気を賜っている製品で、常連様がご親戚、ご友人への贈答品としてお求め下さるような製品でございます。またLP-2020A+自体が弊社オーディオ関連商品の中では最も長い付き合いの製品となっており、弊社の思い入れが強い製品でもございます。ですから、弊社でもお勧めの逸品としてご案内しております。


ただ、こちらをご覧の方に最初にご案内させて頂きたい事がございます。

あえて申しあげますが、過大な期待は禁物です。

理由は後述いたしますが、別注品といえどもLP-2020A+は中華アンプの代名詞的製品です。電気屋さんで販売されているような一流メーカーのオーディオ製品とは全くの別物ですので混同されないようにお願いします。



それでは、こちらより『第六ロットの改良点』についてご案内致します。


★外観画像★
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※第六ロットは外観変更がございませんので、こちらの写真は以前の画像を流用しております。


※パッケージ画像※
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※パッケージが変更されました。なお、裏面はLP-V3の表記がされております。8/27補足情報を公開
 
 
 
続きまして、別注品の所以である内部改良点の一覧図を掲載致します。 
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★NFJ別注モデル第六ロットからの変更点(画像に水色で記載)★
 
1、電源平滑コンデンサをELNA製の4,700μF大容量品に変更!
標準品2,200μF(ロットによりメーカー/容量は異なります) ⇒ ELNA RE3 16V 4,700μF
実はこちらの部品は製造ロットごとに仕様が変更されており、弊社別注品ではメーカーと協議しながら使用部品の指定をしておりました。ところが、今回メーカーが提案してきた部品は2,200μFとかなり容量が少なく、いつも通りメーカーへの変更依頼をしたものの、今回は高容量品が用意できないという事態に陥りました。

電源平滑コンデンサは音質といいますか、音のパワー感への影響が大きく、十分な容量がないと出力を上げていった際に、低域でのアタック感が薄くなり、同時に中域あたりが引っ込んだ感じになってしまいます。LP-2020A+はその構造からパワー感が売りのアンプですので低容量部品の採用はナンセンスですし、まだもや標準品ならいざ知らず弊社別注モデルは音質向上を図るためにオーディオ部品を供給したりしておりますので、こちらの部品も妥協は出来ないところです。その為、今回より新たにこちらの部品も弊社より供給することに致しました。

せっかく弊社から部品供給をするからには、日本メーカーでなおかつ十分な容量の物が希望です。そこで、今回はELNA製のRE3(16V/4,700uF)を採用することになりました。その結果、電力の供給不足もなく、低域のアタックも十分確保できました。また、特定の帯域での落ち込みもなく、フラットに鳴るようになっております。
 
 
 
2、入力カップリングコンをオーディオグレード無極性に変更+容量Up
標準品1.75μF(ロットにより異なる) ⇒ nichicon MUSE ES BP 50V 3.3μFx2
こちらの部品は音質に大きく影響する部品ですので、弊社では初代別注モデルからnichicon製のオーディオグレード品「MUSE ES」を採用しており、全体的な音質の解像度向上と、容量不足により低音が弱かった点の改善を図っておりました。ただ、昨今のLP-2020A+の細かい基板/回路変更や先述の電源平滑コンデンサの大容量化に伴い、従来モデルの2.2μFから3.3μFに若干容量を増やしました。

※1、2を複合した補足※
第五ロットまでと比較すると今回の第六ロットは音味的に低音が強くなっているように思われるかもしれませんが、全体的なバランスを考えてこういったチューニングを施しましたので、解像感については以前と変わらず維持していると思います。実はこちらの部品変更は第六ロットの構想中にスタッフ全員で比較試聴試験を行い決定致しました。個人的にも良い意味でLP-2020A+らしい音になっていると思います。
 
ただこの改良はいいこと尽くめ、と言うわけではございません。第五ロットまでと比較すると若干ではございますがポップノイズが増大しております。実は以前に弊社で製作したLP-2020A+カスタムモデルでも類似の現象が確認されており、原因はLP-2020A+の回路設計に電源平滑コンデンサの大容量化を組み合わせることだと考えております。カスタムモデルは10,000μFという最大クラスの容量のコンデンサを搭載しておりましたので、正直なところ今回の第六ロットよりもポップノイズは大きかったです。その為、今回の大容量化に伴い、多少は覚悟はしておりました。

あくまでも個人的な感想ですが、私としては全くの許容範囲内です。元々LP-2020A+は少なからずポップノイズは出ておりましたので、予想よりは大丈夫でした。むしろ、音質面やパワー感という意味ではトレードオフの価値は十分にあると思っております。ただポップノイズを気にされる方もおられるのが実情ですので、あらかじめ告知させて頂きます。
    


3、ステレオ入力用3.5mmジャックの極性反転が修正されました!
従来品:3.5mmジャックからの入力が左右逆になってしまう ⇒ 修正されました

やっとです!!!
  
こんなことを公言するのもどうかと思いますが、悪い意味で中華アンプらしさが現われてしまっており第四ロット、第五ロットと退化してしまっていたこの部分ですが、第六ロット発注時はメーカーの開発者がやけにテンション高く、「ガンガン、基板改良しちゃうアルよ~」といった感じで、他の部分の改良にあわせて修正されました。使用方法などによっては問題が無い点ではあったのですが、この点を気にされている方は意外に多かったですので、やっと枕を高くして寝れそうです(汗

 

4、ポップノイズ軽減用の遅延リレー回路が改良されました!
従来品:大型遅延リレー×1個 ⇒ 小型遅延リレー×2個+回路変更
先述の通り、メーカーの開発者がノリノリで基板改良を施した際に、こちらの回路も根本から改良をしておりました。この部分だけ見れば構造的には、S.M.S.L社やFX-AUDIO-のアンプと近い感じにはなっております。。。
ただ効果に関しては正直なところ?です(汗
こちらに関してはあくまでも基板改良の一環としてのご案内とさせて頂きます。



5、TREBLE/BASS/VOLUMEのボリューム抵抗を変更(8/20修正)
標準品:W.L製 ⇒ APAI社製ボリューム抵抗 高品質タイプ A20K x1 B50K x2
以前の記事に記載しておりますが、ボリューム抵抗を変更することにより、ボリューム抵抗由来のノイズはほぼ撲滅できます。また一般品で顕著な、製品個体差によりボリュームを素手で触った際にノイズが発生してしまうといった症状を根本的に防ぐ為に、第五ロットより弊社供給のボリューム抵抗を金属製の軸から樹脂製の絶縁軸の部品に仕様変更しており信頼性の向上を図っております。

あわせて今回の第六ロットより、メインボリュームの仕様をBカーブからAカーブに変更致しました。その為、より自然に音量の調整ができるようになりました。ただ、その分小音量時(9時以前)のギャングエラーは目立ちやすい傾向がございます。ただ、音質や使いやすさを重視すると変えるべき部品でしたので変更させて頂いております。




引き続き、弊社別注モデルの特徴をご案内します。


★NFJ別注モデルの標準品からの変更点(画像に緑色で記載)★

1、パワーインダクタを太陽誘電製にし、サイズアップ!
第四ロットより従来の別注品より2周りほど大きい太陽誘電のパワーインダクタに変更しております。最終段でのパワーの落ち込みが若干緩和されておりますので、元気よく鳴るようになったと思います。



2、LPF側0.47μFのコンデンサをドイツ製オーディオグレードに変更
標準品:無名 ⇒ WIMA製オーディオ専用(銅足)MKS2 63V 0.47uF x6
出力段で乗っていた高周波成分をうまく処理している感じで、 ザラついた
雰囲気がなくなり、クリアで透き通った音になっております。

 
 
以上の内容が弊社別注モデルの大きな特長となっております。
長々と記載させて頂くのは恐縮なのですが、弊社では別注品として製品品質や音質の向上の為に弊社自らメーカーに各種対策用部品を供給しております。

また部品変更以外にも弊社独自の検品による品質管理なども行なっておりますので、出来る限り安心してお求めいただけるよう努力しております。
先述の通り、常連様からも高評価を頂戴している製品ですので、初めてデジタルアンプをお求めになる方はもちろん、既にメーカー標準品をお持ちの方もおそらくご満足頂けるのではないかと思っております。

特に今回の第六ロットは細かい点ばかりかもしれませんが、比較的正当進化を遂げたと思っております。標準品に比べるとかなりの差が実感できるのではないかと思います。後は継続して品質が維持できれば、と切に願う次第でございます。



最後にお求め前にご理解いただきたいことがございます。

冒頭でも申し上げましたが、元々LP-2020A+についてご存知の方や、中華アンプについてご理解頂いている方ならご存知の通り、LP-2020A+は中国製のデジタルアンプ、いわゆる中華アンプの代名詞的機種のひとつです。ご存知の方も多いとは思いますが「LP-2020A+」の標準品に関しては少々残念な仕様となっており、人によっては安かろう悪かろうといった評価を下されてしまうこともある、ある意味かなり特殊な製品です。

先述の通り弊社別注モデルはLP-2020A+の一般標準品とは全くの別物です。事実そちらを実感された方の多くが弊社から同製品をリピート購入して下さっておられます。ただ、ベースモデル自体が特殊な製品ですので、弊社別注品のポイントのみを記載するとどうしても期待値が上がってしまいます。また、口コミなどで当製品を非常に期待されてお求めになられる方もおられるように思われます。
 
当製品は必ずしも皆様にご満足頂ける製品とは言えません
LP-2020A+は別注品でも外観や製品の仕上がりに未熟な
点がございます。完璧を求められる方や細かい点を気に
される方には、あまりおすすめできる製品ではございません。

弊社としましては思いいれのある製品ですし、多数の方に高い評価を頂戴している弊社おすすめの製品ではございますので恐縮ですが、弊社ではあらかじめこういったアピールをさせて頂いております。恐れ入りますが、あらかじめご了承下さいますようお願いします。また、商品販売ページ内に少々長くなっておりますが、注意事項を記載しておりますので、初めての方はそちらをご理解したうえでお求め下さいませ。




以上、LP-2020A+別注品第六ロットのご案内を致しました。

今回のロットも自信を持ってお勧めいたします!
皆様、今回の第六ロットも宜しくお願いします!
今回も長文にかかわらず全てお読み下さり、有難うございました!


※状況に応じてこちらの記事は加筆、修正を行ないます。