新製品のご案内-T-one Yazzy for LXA(TA7630P搭載トーンコントロールボードキット)
★完売御礼★
販売当時は多数の方々にお求め頂き誠に有り難うございました。なお本商品の完売からかなりの時間が経っておりますが、2014年8月現在再販等について多数のお問い合わせを頂戴しております。恐縮ですが本製品は使用用途を限定していたことから数量限定で製作しておりましたので、今のところ再販の予定はございません。恐れ入りますが、ご了承下さいませ。
なおこちらの企画はとても好評でしたので今後もこういった企画を打ち出せられればと思っております。ぜひこれからもご期待下さいませ!
※お知らせ※
販売時の製品情報はこちらのブログのみに記載しております。事前にこちらの記事を全てご確認下さい。
また部品の配置情報等組み立て時の参考情報も、
こちらのみの掲載とさせて頂いております。
皆様、こん○○は。Hでございます。
まず当キットは、以前NFJ仕様としてFX-Audioのダブルネームで販売していたプリアンプキットを踏襲しつつ、弊社NFJ独自で多くの回路的な部分での改良・改善を施した製品となっております。あわせて、ユーザー様より頂いたご意見・情報を参考にし、使い勝手の部分でも改良をかけた製品となっております。
それでは引き続き当製品の概要をご案内いたします。T-one Yazzyは、トーンコントロール機能のみを担ったうえでシンプルに後段へと伝え、入力された音源の損失を極力抑えるコンセプトのもとで作られたキットとなります。いわばシンプルイズベスト!的な製品となっております。
先述の通り、FX-AUDIO-とのダブルネーム時はまだまだバイヤーKが本調子ではなかったこともございますので、当キットは彼の完全復帰を感じさせる製品でもございます。その為、基板設計はNFJオリジナルになっております。
もちろん使用部品にも吟味しており、入力・出力カップリングにはELNA製の音響用コンデンサを使い、BASS/TREBLEの可変周波数ポイントの決定を担っているフィルムコンデンサも精度の高いJ品に統一しており、全体的な品質の向上に寄与しております。同時に電源電圧を下げることなくクリーンな電源を供給する為の回路も搭載しており、より高品位な状態での信号出力を目的とした設計にしております。
なお、T-one Yazzy for LXAという製品名でお分かりの通り、LXA-OT3(OT1)と同じ基板サイズ、ネジ位置となっておりますので、LXA-OT3(OT1)と連結して使用することも可能です。さらに別途販売しておりますLittle Susie for LXAと組み合わせ頂くと非常に拡張性の高い製品となりえます。
余談ですが、こちらのトーンコントロールボードキットは基板サイズに複数案ございました。その中で、ちょうどLittle Susie for LXAの開発がまとまり、基板サイズ的にもちょうど良かった為、同じシリーズ製品とさせて頂いております。
なお、誤解の無いように申しあげますが、当製品はLXA-OT3(OT1)専用ではございません。あくまでも基板サイズやネジ位置にLXA-OT3(OT1)との互換性を持たせているだけです。単独使用はもちろん弊社他キットとの組み合わせ等も可能です。初めてトーンコントロールキットを試される方はもちろん、以前のプリアンプキットをお持ちの方でも製品の進化を実際にお使いいただいて実感していただければ、と思いますので、ぜひ一度お試し下さい!
それでは、引き続き製品仕様等をご案内致します。
・音量(Volume)/高音(TREBLE)/低音(BASS)/バランス(Balance)調整可能!
※より使用環境や好みに合わせた音質への調整が可能です。
またLXA-OT3をはじめシンプルな構造のデジタルアンプの、部品個体差
によるギャングエラーや左右バランス崩れ補正などにも効果的に
お使い頂けます。
・入力出力カップリングにELNA製のオーディオ専用部品を採用
・基板の入出力カップリング箇所に15mmピッチの拡張設定を搭載!
※音質に定評のあるフィルムコンへの変更が可能です!
・電源入力部に多段の電源平滑コンデンサを配置し、よりクリーンな
電源をICに供給!
・電源ラインのIC周辺の小容量電解コンデンサには標準品ではなく
・入出力RCA端子に接点損失をカバーする為、金メッキタイプを採用
・すべての抵抗類を炭素皮膜ではなく金属皮膜抵抗器を採用
・LXA-OT3(OT1)と互換サイズ。積み重ねて使用が可能です!
●製品仕様●
入力端子:RCAピンジャック(弊社取扱の三極端子に変更可能)
電源電圧:DC8-14V
※最大電流量500mA以上の電源が推奨です。
※当プリアンプと接続する別のアンプ同士で同一の電源を使うとGND
ループが発生しノイズがのる可能性が高くなります。その為、出来るだけ
それぞれ別電源でご利用頂くことをお勧めします。
基板サイズ:53㎜×94㎜×1.6㎜
※LXA-OT3(OT1)と同サイズとなっております。
◆キット内容(部品配置コード記載)◆
・基板
○:T-one Yazzy for LXAプリント基板×1枚
・IC/ICソケット
U1:DIP16Pin ICソケット×1個
※IC自体は直接基板に実装させず、こちらのソケットを利用して下さい。
・ボリューム抵抗類
VR1/VR2/VR3:9㎜タイプBカーブ10K1連ボリューム抵抗×3個
※上記ボリューム抵抗用の赤パネルタイプ樹脂ツマミ×3個付属
VR4:10KΩ半固定抵抗×1個
・1/4W金属皮膜抵抗器
R1/R2:1KΩ×2個
R3/R4:47KΩ×2個
R5/R6:100KΩ×2個
R7/R8:10KΩ×2個(※10KΩはR15にもあり、計3個付属です)
R9/R10/R11:1.5KΩ×3個
R12/R13/R14:1.2KΩ×3個
R15:10KΩ×1個
・フィルムコンデンサ類
C5/C6:Arcotronics製 R82 100V 0.12uF(124/J/5%)×2個
C7/C8:フィルムコンデンサ 100V 4700pF(472/J/5%)×2個
C14/C18/C20:nichicon製 YX 0.1uF(104)×3個
・ダイオード類
D1:ショットキーバリアダイオード(SBD) MIC 1N5819×1個
D2:3㎜砲弾型赤色LED×1個
・端子類
J1:外径5.5mm-2.1φDCジャック×1個
※弊社自作アンプキット等に付属している5㎜ピッチ2Pinターミナルブロック
を使用することも可能です(注:当キットには付属しておりません)
J2/J3:RCA金メッキ端子×2個
※説明書や回路図はご用意しておりません※
ただご覧の通り、非常にシンプルな設計です。パターン上の極性を間違えずに完成例画像や上記部品コード通りに組み立てて頂くだけです。落ちついてゆっくりと組み立ててください。
■注意事項■
・一枚目の写真は完成例です。当製品はDIY自作キットですのでご自身で
部品を組み込む必要があります。お間違いのないようお願いします。
また慣れておられない方や初心者の方は、半田ごての取り扱いに
くれぐれもご注意下さいませ。
・当製品はトーンコントロールボードの為、音は増幅致しません。
むしろ設定上、入力に対して音量が若干小さくなりますのでご注意
下さい。また音が劣化しているわけではございませんので誤解の
無いようお願いします。
・位置調整などでボリューム抵抗に長時間熱を加えてしまうと
熱破損させてしまう恐れがございます。できるだけ短時間で施工して
下さい。
・電解コンデンサの極性を間違えないように注意して下さい。また、
組み立て時は、背の低い部品から先に取り付けていくことをお勧め
します。
・ICはリユース品を使っておりますが、ジャンク品ではなく正常品を手配し
更に弊社にて全数動作検証行なった物を同封しております。
・当キットは自作キットという性質上、基本的に製品保証はございません。
・組み立てに関する説明書等はご用意しておりません。電子機器を
製作したことがない方や電気的知識をお持ちでない方、製品基板を
見て印刷の記載がわからない方はご購入をご遠慮ください。弊社では
製作時のサポートや 説明書の配布などはしておりませんのでご注意
下さい。
・基板上に所々で拡張設定がございますが、使用用途のご質問は
お答えできかねます。恐れ入りますが、わかる方のみご使用下さい。
※上記注意事項をご理解・ご了承頂ける方のみ、お求め下さいませ※
★参考情報★
※当キットを含めて弊社商品を組み合わせるとこういった物が作ることができます。
◎組み合わせ製品ご案内◎
★NFJユーザー交流掲示板のご案内★
※現在は試験運用中です。ご覧になる前にリンク先記載の
注意書きに必ず目を通してから、ご覧下さいませ。
以上、簡単ではございますがT-one Yazzy for LXAについてご案内致しました。こちらも便利にご活用頂ける製品かと思いますので、ぜひお試し下さいませ!