D302J+初期リビジョンファームウェアアップデートサービス開始のご案内

大変長らくお待たせいたしました、D302J+初期リビジョンのファームウェアアップデートサービスを開始いたします。
お待たせし過ぎて申し訳ございません。

当初はお客様の往復送料ご負担を最小限に留められるようにアップデートモジュールで提供できるように準備を進めてまいりましたが技術的な問題もあり、最終的に本体を弊社へ送っていただき、弊社でアップデート作業を行う方式とさせて頂く事となりました。
往復分の送料は掛かってしまいますが、アップデート作業は実質無料となりますので、ぜひアップデートサービスをご利用ください。


イメージ 1
初期リビジョンは画像のとおりヘッドフォンジャックが緑色のタイプとなります。
現行の金メッキタイプのモデルは最新ですのでアップデートの必要はございません。


操作プログラムの更新内容

・デジタルアンプICのパラメーター設定値の変更による大幅な音質向上
ノイズシェイパーの設定値を変更することにより、中高音域の滑らかさ、スムーズ感
が向上。
更に他の複数プリセット値を細かくリセッティングする事により、低域の量感、位相
精度、音場感が向上し、より正確な音、深みのある奥行き、左右方向への広がりとセンター定位の精度・バランスの向上を実現しました。
フルデジタル機としての利点をより活かした音質となっております。

・加速度リニアボリューム調整機能 追加
超高ステップ数の精密なボリュームコントロールは早回し時に増速するストレスフリーな操作性を実現。
100ステップの精細なボリューム調整ができる反面、大きく調整したい場合にツマミを多く回す必要がありましたが、ツマミの回転速度によって変動ステップ数を増加させることで、大きなボリューム調整が瞬時にできるようになり、操作性が大幅向上しました。
「"直感的"な操作のしやすさ」を追求し、何度も試行錯誤を重ねた絶妙なセッティングとなっております。

・トーンコントロールリセット機能 追加
Bass/Trebleの設定値のリセット機能を追加しました。
ボリュームツマミの押し込み(2秒)で、Bass/Trebleを±0dBにリセット可能。
リセット時、インジケーターLED[BASS][TRE]の両方が2回点滅してお知らせ。

・DIRECT/TONE モードの設定状態維持機能 追加
起動時DIRECTモード固定設定から、電源OFF時のDIRECT/TONEモードの状態を起動時に再現できるようになりました。
トーンコントロール設定を常に使う場合に便利になりました。

・LEDインジケーターの表示状態の変更
機能追加と操作性向上のためのプログラム変更に伴い、インジケーターLEDの状態表示を下記の通り変更しております。
DIRECTモード時:[BASS]消灯 [TRE]消灯
TONEモード時(トーンコントロールON):[BASS]点灯 [TRE]点灯
TONE調整時:[VOL]消灯 [BASS]または[TRE]変更状態の1方のみ点灯

・ヘッドフォンでのTONEモードの正式サポート
デジタルアンプICの制限により、ヘッドホンでのTONEモードの動作条件が限られていましたが、新プログラムにより不自由なくお使いいただけるようになりました。

・TONEモード時の音質が大幅に向上
ICの設計上、トーンコントロールモードON時は強制的にイコライザー経由となっていたため、前プログラムではトーンコントロールモードON時に聴感上高域が落ち込んだように聞こえていた状態でした。
今回のリビジョンではプログラムの変更により特殊な方式でイコライザーをバイパスし、更に周波数特性ゲインを細かくセッティングを行なう事により、DIRECTモード時とTONEモード時(Bass:±0dB/Treble:±0dB)の周波数特性がほぼ同一、フルフラット状態になっていますので、低域・高域の調整により正確なトーンコントロールセッティングが可能となっています。
上記パラメーター値の見直しと特殊なイコライザー回避により、音質劣化の大幅な減少に成功、音質が格段に向上しています。