LP-2020A+NFJカスタムサンプル品、販売開始のお知らせ

イメージ 1
※終了予定日時:3月26日(月曜)23時頃
当サンプル品は無事にご落札頂きました。
正直、びっくりしました。若干恐怖を覚えたくらいです(汗
多数の方のご入札、本当に有難うございました。

参考までにご落札頂いた商品ページのリンクを残しておきます。
リンク切れになりましたので、公開終了とします。


※ ※ ※
(以下出品時に公開していた記事です)


皆様こん○○は。Hでございます。
表題のとおり、試験的に弊社試作サンプル品を出品致します。

画像にも記載しているようにこちらの商品は『カスタムモデル』です。
簡単に言えば、LP-2020A+@NFJストア別注品の弊社による改造品です。
先日、バイヤーKのブログでも少し紹介しておりましたので、
概要はそちらのブログもご覧下さい。


余談ですが弊社取り扱いのLP-2020A+は短いようで長い歴史がございます。
それは弊社ブログをおって頂ければご理解いただけるとは思うのですが、
少し簡単にどういった変遷をたどっているかご説明致します。


・・・NFJとLEPAIの歩み(2015年1月最新版)・・・


※独自基準により検品をしたものの、弊社検品時の不良品率が異常に高い。
※メーカーに大幅な製品改良を求める。合わせて弊社検品基準を強化。
※モニター販売で多くのフィードバックを頂戴する。正式販売に向け対策実施。
2011年3月:LP-2020A+@NFJ選別品、正式販売開始
※安定供給を目指し、品質管理の精度を保ちつつ仕入れ量を増大。
※比較的長期間連続販売した結果、個体差が気になり改良点も増える。
 しかしながら、弊社からの膨大な要求にメーカー側がギブアップ。
 弊社から具体的な部品指定、部品持込、作業指示をすることに。
※過去にない出荷数量。次回ロットを早めに発注。
一部改良や部品指定を追加して、微妙にバージョンアップ。
 また早めに発注するも、メーカーの作業が鈍く入荷が難航。
※入荷数量ほぼノントラブルで販売するも、品質向上により
 今まで気にならなかった点も気になるようになる。でも、メーカー側に
 これ以上の改善要求は難しい状況。
2012年2月末:第二ロット品も一ヶ月弱で完売
※思い切って自社で部品交換などを実施して、製品改造テストを実施。
 それで自力で製品改良の具体的な方法を模索。
 合わせてコストのバランスを取った第三ロットを発注。
2012年3月頭:LP-2020A+@NFJストア別注品カスタムサンプルを製作
※日本へ出荷し、日本側で再検証、LP-2020A+の底力を再確認
※ほとんど不良もなく、無事に第三ロット生産数量全数完売。
 あわせて追加生産を依頼し、その際にマイナーチェンジを実施。
※すったもんだはあったものの、定番製品として熟成した感はございました
 こちらも過去最大数を生産したものの、完売致しました。 
※弊社からの提案もあり、メーカー側でコピー品対策を開始。
※第七ロットはコピー品対策との相乗効果で実質的に第三ロット以来の大幅バージョンアップ。ポップノイズもこのロットより大幅に低減しております。あわせてamazonでの販売を開始。過去最大の販売数にもかかわらず短期間で完売致しました。
※第七ロットの増産版。部品変更等で、より熟成を図っております。
 こちらは3月の初回販売後に増産を行い6月にも販売を致しましたが、
 大変ご好評を賜りいずれも短期間で完売と相成りました。(※amazonリンク)
THE FINAL』こと最終版にふさわしく大幅な基板設計の変更をおこない、
 ソケット式オペアンプの搭載をはじめとする搭載部品の強化を施し最終版
 として仕上げました。なおTA2020を搭載した「Lepai LP-2020A+」としては
 本ロットで終了の運びになりました。
Future is unknown...


初めて過去の変遷をまとめてみましたが、思ったより長くてびっくりしました(汗
ただ、弊社で初めて取り扱いを開始したデジタルアンプということも、おそらく
一番手間隙をかけている製品かと思います。実際ここまでくると自分たちの
子供のようにさえ思います(笑

それくらい弊社でも定番商品であるLP-2020A+のカスタム品です。
やはり自力で作業を行なう為、非常に時間がかかってしまい
なおかつ部品代も高くなってしまっております。ただあくまでも
サンプル品ですので、予算や時間に制限を設けずにバイヤーKが
寝る間を惜しんで気が済むまで手を入れた製品となっております。
ぜひたくさんの方にお試し頂きたい製品とはなっておりますが、
1台しか作っておりませんので、ご容赦下さいませ。

なお、お問い合わせなどの状況に応じて適宜こちらの記事に追記致します。
また商品の詳細はひとまず商品ページをご覧下さい。
(※若干出品作業で力尽きた感がございますので後日補足で追記をします。)

それではご検討宜しくお願いします!


※3/22追記※
前回の投稿で書ききれなかったことを、少し補足致します。

実は先日、当サンプル品と同じように部品交換をしたら、自分でも同じ仕様の
アンプを作れるのではないかといったご質問を頂戴致しました。
理論的にはその通りですので、商品ページの2枚目にある弊社で追加使用した
部品をご用意して頂き、ミスなく部品換装ができれば可能です。

ただ、以前より改造や部品換装時に基板やアンプを破損させたといった
事例が複数ございます。LP-2020A+はあくまでも完成品アンプですから、
取り外す部品のハンダを溶かす際に熱をかけすぎたことで周辺部品や
基板を破損させやすくなっております。適切な道具と技術をお持ちの方なら
可能かと思いますが安易に部品交換をするのはあまりお勧めできません。

特にLP-2020A+は部品交換時に破損させやすく、加工が難しい製品との
認識をしております。実際、今回の製品も細心の注意をもって作業に
挑んだようです。特にオペアンプの交換は骨が折れたと伺っております。

ですから、お気づきの方もおられたかもしれませんが、今回のサンプル品に
関しては分解した基板写真は掲載しておりません。単純に部品交換を
実施しただけですから、技術と知識をお持ちの方でしたら、公開情報だけで
ある程度ご理解頂けると思いましたので、今回に関しては安易に改造を
推奨する原因を作らないよう、あえて基板写真は掲載しておりません。
こちらに関しては誤解の無いようお願いします。

以上、今後類似のご質問を頂戴すると思われましたので追記いたしました。
LP-2020A+の改造に挑まれる方はくれぐれもご注意下さいませ。


なお3/22段階で過去にないアクセス総数とウォッチリスト数を頂戴しております。
おそらくKの苦労も報われるのではないかと思われます。本当に有難うございます。
どなたがご落札して頂けるのかはわかりませんが、結果を見守りたいと思います。