TA2020デジタルアンプ自作キット、進行状況のご案内

皆様こん○○は。Hでございます。

表題の通り、バイヤーKより自作キットの進行状況の報告がございました
ので、ご案内いたします。

なおご案内する前にあらかじめ申し上げます。
まず以下の情報は『TA2020自作キットPart2』の初期改良基板の試作品
です。現在、最終試作基板のサンプル品を製作中で配線パターン等が
以下のものと全く異なります。また実装している部品なども変更の
可能性がございます。あくまでも中関報告ですのでご注意下さい。


それではKのコメントを交えてご案内します。
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※以下バイヤーKのコメントです。

前に発注していたサンプル基板を時間があったので作ってみました。
今再度発注をかけているサンプル基板とは違うのですが、
オフセット回路が追加されてどこまで変わったかや、オプション部分の
5V外部供給を組み込んだタイプと比べてみました。
※注)次回キットより、5V外部供給回路のオプションを増設しました。


オフセット電圧を調整して合わせるだけで音質結構よくなりましたよ。
OFF時のポップノイズはほとんど聞こえない状態で、
ON時も十分低減されています。

↓5V供給オプションなし
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↓5V供給オプション有り
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ここから、ご協力頂いておりますあなろぐ氏と何度も打ち合わせを
しながら5,6回くらい引き直した基板が出来上がってきます。
こちらは電源入力部分から完全にAGNDとDGNDを分離させて新たに
配線を追加し配線の更なる強化と取り回しをご提案いただき
部品の配置も何箇所か変わっています。
あとカップリングコンデンサの選択の幅が広がっています。
リード間5.0-7.5-10.0-12.5-15.0-16.xmm
ただ、ボリューム抵抗などの位置は継承しています。

現在発注中のサンプルが届いて問題がなければ、もう1件別の方から
ご提案いただいておりました改良案件の手直しを少ししてから、量産します。

以上、Kからのコメントでございます。

少し私から補足させて頂きますと、弊社ブログにコメントを頂戴して
おります「あなろぐ様」より、先日弊社基板改良へのご協力の
お申し出を頂戴致しました。お恥ずかしい話、最初は参考程度の
ご意見かと思っていたのですが、大幅なパターン変更をはじめ
部品の配置、配線パターンの太さなど具体的、かつ論理的で
非常に効率の良い情報を下さりました。そのご意見を元に
大幅に改良を加えたのが現在製作中の最終サンプル品です。
※あなろぐ様、ご協力どうも有り難うございます!

ちらは後日公開いたしますので、今しばらくお待ち下さいませ。
上記写真とは全く異なる基板ですので、ぜひご期待下さい。


最後にTA2020自作キットの今後の予定についてですが、最終試作品の
完成、及び試作品の作成が来週3月最終週、4月第一週に量産基板の
発注を予定しておりますので、おそらく4月中旬から末にかけての
販売開始になると思われます。乞うご期待下さい!