現在出品予定中商品について

皆さんこん○○は。Hでございます。

表題の通り、こちらの記事では現在進行中の新商品、特に自作キット、
アンプ関連の情報をお知らせします。

まず誤解の無いようにご存知頂きたいことがございます。
現在製造中のTA2020アンプ自作キットに関しては、ほぼバイヤーK
主導の弊社オリジナル製品となりつつございますが、他のキット関係は
そういうわけでもございません。複数のメーカーとの相互協力で
製品開発、改良を行なっておりますので、進行状況には差がございます。
こちらに関してはご理解下さいますようお願いします。

・YDA138デジタルアンプ自作キット
こちらは現在開発者に初期バージョンの改良を依頼しており、
対応待ちの状況となっております。この製品の開発者はなかなか
多忙な人物の為、あまりレスポンスが良くありません。
その為、現在保留中とお考え下さい。但し、頓挫することは
まずないとは思いますので、気長にお待ち頂けますと幸いです。

※3/27追記※
バイヤーKから追加情報が入った為、追記致します。
以下、Kからのコメントです。

イメージ 2
※上記写真はNFJ公式ブログにも掲載しております中国国内向け量産ロットで、
うちの会社の専用モデルではありません。ただ、今どんどん複雑になってきている
YDA138のキットですが、そっちがちょっと難しすぎて今展開を再検討中です。

先日製造メーカーと新しく出来上がった色々な基板をみて楽しんでおりました。

ちょうど去年の今頃だと思いますが、その当時から考案していたものが
テストを重ねある程度形になった物も含まれており、面白かったです。

今回思ったことは、汎用で工夫するよりも専用のものを使ったほうが
いいんだなぁーっと実感しました。

※ ※ ※

以上、Kからのコメントです。徐々にではあるものの進んでいるようです(汗

基本的に弊社からの要望は、大幅な基板変更や部品の取り外しなどが
発生してしまうため、メーカーや開発者にとって面倒なことが多いです。
またメーカー側も試作ロットで中国国内の動向を探る為、弊社向けの
製品と中国国内向けの製品は独立して動いております。
ただ、最近は弊社独自仕様の製品をメインにしているため、
少々新商品の出品ペースが鈍いようにも思われます。
かといって、中国国内向け製品を日本でそのまま販売するのは
不安がございます。難しいところではございますが、
少し方針を再検討していこうと思っております。



・TA2024デジタルアンプ自作キット
こちらに関してはそもそもはバイヤーKが興味本位に購入した物で
いじりながらメーカーの人間と話したところ、思いのほか製品仕様の
変更に融通がきいたようで、急遽製品化が決まりました。


以下、Kのコメントです。

個人的に遊んでいたTA2024のアンプ基板を取り扱うにあたって
色々と課題があったのでその部分について書いていこうと思います。

まず大きさの問題で宅配便出荷になる為その部分でメール便出荷できる
方法として、挿し込みタイプの部品を全てキットとして外すようにしました。
私自身購入する際に、趣味的志向が強いものは送料も気になります。
うちの会社は宅配便でも490円で結構安い部類なので問題ないのですが
安いことに越したことはないですよね。

と同時に最初からついていた部品の品質(特にカップリングコンデンサ)
が微妙だったので挿し込み部品の全てをこちらで最適なものに変更して
付属するようにしています。あと、色々選択できるように
部品も何種類か用意してみました。

ここで問題になるのが、基板のみでの動作チェックですがここは
メーカーと苦戦しながら理解してもらい下記写真の検査キットを
製作し検品体制をとって頂く事になりました。

出品時に商品詳細や他にも細かい部分の変更などを再度ブログにて
掲載しますのでそれまでお待ちください。

イメージ 1


以上、Kからのコメントでした。

少し補足致しますと、以前よりTA2024の自作キットの展開を二人で
考えてはおりました。また一時期、TA2024のチップ単品も出品を
しておりました。しかしながら、TA2024はチップサイズが小さく、
チップの足も小さくピッチが細かい為、ほとんど売れませんでした。
また常連様にご意見を伺ったところ、さすがにチップ取り付けが
難しすぎると言ったご意見が多かったのです。

某T社でTA2024採用の有名なデジタルアンプはございますが、
それ以外のメーカーでTA2024採用アンプというのは、
いまひとつぱっとしないイメージがございます。かといって、
ある程度のポテンシャルを持っているチップのはずですので
比較やカスタマイズをしやすいように構想を練っていたのが
当製品でございます。

その為、複数のメーカーの製品を比較、やり取りした結果、
こちらの製品がもっとも理想に近いことが判明しました。
元々中国国内では完成基板を販売しているメーカーのようですが
使用部品に少々難があり、また部品がない状態の方がカスタマイズの
余地が残されている為、メーカーと相互協力でNFJ仕様の製品に
変更してもらいました。

特徴としましては、比較的音質の影響が大きい部品に関しては
お客様自身で取り付けする半完成品キットにしております。
加工が困難な貼り付け部品や肝心のTA2024は最初から
実装しておりますので、比較的組み立て安いキットとなっております。
またそういった仕様のため、メール便での出荷が可能な梱包サイズに
抑えられるように、設定しております。

ただ一部部品実装済みの半完成品キットですと、動作確認が
困難です。こちらに関してはメーカーが専用の検査機材を
用意してくれましたので、安心して製品提供が出来るようになりました。

お値段に関しては製造コストなどの関係上、少々高くなってしまうのでは
ないかと思いますが、1,500円以内には抑えたいとは思っております。
販売時期などを含め、正確な情報はおってご案内致します。


・FX-Audio-関連
先日投稿したFX202Aの記事に記載させて頂いたように、FX202Aの
初期ロット品の納品でもあたふたしている状態です。もともと
中国国内でも駆け出しのメーカーの為、どうも大量生産には
慣れていないようです。かといって、中国国内仕様はとてもじゃないですが
弊社では、そのままの状態で日本で販売しようとは思えない製品です。
使用部品の品質、組み込み精度などを含め、かなり厳しく指示を
出さないと日本向けの製品を作ることは出来ません。

その為、現在メーカー側で生産ラインの見直しを図っているようです。
弊社としましても、まずはFX202Aの量産品製造が最優先課題と
しておりますので、製造精度と効率の良い生産環境の構築を
メーカーに励んでもらい、それから新しいモデルの製造に入って
もらおうと思っております。その為、FX202A以外のアンプに関しては
当分お時間を頂戴すると思います。恐れ入りますが、弊社では
出来る限りよい製品を提供したく思っておりますので、
ご理解の程宜しくお願い申し上げます。


以上、現段階で取り扱いが決まっている商品の進行状況でした。
皆様、今後とも宜しくお願い申し上げます!