販売再開のご案内-ハイレゾ対応!『FX-AUDIO- DAC-X3J』
2014年9月10日水曜日21時より再販開始!
販売価格:4,320円(電源別売り)
販売数量:50台
※お一人様につき2台までの購入でお願いします※
在庫や出荷作業等の関係上、お一人様あたりの販売数量は制限させて頂きます。恐れ入りますが、ご容赦下さいませ。
8月9日追記・・・若干量ですが、在庫補充を行いました!
(※こちらは店頭販売のみで通販はございません)
※お知らせ※
販売時の製品情報はこちらのブログのみに記載しております。事前にこちらの記事を全てご確認下さい。
皆様、こん○○は。Hでございます。
大変お待たせ致しました!表題の通り、『FX-AUDIO- DAC-X3J』の販売再開についてご案内致します。
まず本製品は今年の2月に販売を開始し、非常にご好評を賜った製品の増産分となります。増産にあたり前回販売分において頂戴したご意見などを元に若干改良を加えておりますが、音質等に関する根幹部分は変更を行わず製品自体の完成度をあげる方向で改良を行ったうえで増産致しました。その為、本製品のご案内は初回販売分の内容を踏襲した内容となっております。
さて当製品の概要を簡単に申し上げますと最大24bit/192kHzのハイレゾ対応の単体DACでございます。特徴としてはデジタル入力端子に同軸入力・光入力・USB(※ハイレゾ非対応)入力の3系統に対応し、出力系統はLINE OUT(RCA端子)に加え、独立したヘッドフォンアンプ回路を介したヘッドフォン出力(3.5mmステレオジャック)を搭載している小型ながらも機能を集約した製品です。
なお、当製品はハイレゾ音源対応DACのスタンダードモデルを担いながらも、気軽にお試し頂ける異例の価格設定をしております!もちろん音質に関してもご満足頂ける逸品だと思いますので、ぜひこの機会に『FX-AUDIO- DAC-X3J』をお試しください!
続きまして『FX-AUDIO- DAC-X3J』がどういった製品かご案内します。
※一部変更点がございますので画像に追記をし、詳細は後述しております。
※『FX-AUDIO- DAC-X3J』外観画像※
※『FX-AUDIO- DAC-X3J』内部基板画像※
※『FX-AUDIO- DAC-X3J』ブロック図※
※RCA端子出力時はボリューム抵抗を経由しない設計です。
●『FX-AUDIO- DAC-X3J』の特徴●
・主要ICに大手有名メーカー製のパーツを採用!
デジタルオーディオレシーバーICは、シーラスロジック製で最大192KHz対応のCS8416を採用。低ジッターで影響の低い内部処理回路を持っているため、音源に影響なくDACチップに渡せる環境を持っております。
続いて、デジタルで受けてDACを担っているICは同シーラスロジック製のCS4344です。この部品でDAC自体の音質・性能が大きく判断される部分だと思いますが、CS4344は憂慮されるような問題もなく、概ね音質も十分高く、分離もいい感じで出力されております。なおかつ、小型ICながらもこちらのチップの性能は最大24Bit192KHz対応で、優れたクロックジッター耐性により高音質を実現しております。
いずれもコストパフォーマンスを重視しつつ、機能と音質のバランスを取ったICをチョイスしております!
・LINE OUTと別に独立したヘッドフォンアンプ機構を搭載!
またボリューム抵抗には台湾アルファ電子工業製の部品を使用し、信頼性を確保しております。あわせて様々なヘッドフォンの特性に対応できるよう、あえてAカーブではなく音量変化が均一なBカーブ品を使用しております。
・より優れた性能を目指した日本向け、NFJ専用モデル!
コストパフォーマンスを重視しつつも、更なる信頼性の向上と高音質化を実現させる為に様々なアップグレードを行っております!
・シグナルラインに日本メーカーELNA製の音響用上位タイプコンデンサを搭載し音質の向上を実現
・ヘッドホンアンプ部のオペアンプをNFJストック品(Ti製NE5532P)に変更
・ヘッドホンアンプ部のボリューム抵抗に台湾アルファ電子工業製部品を採用
・ヘッドホンアンプ部出力カップリングにはNichicon製オーディオ専用品を採用
・デジタル入力端子を高品質、高性能タイプへ変更
・各出力端子を、接点の信頼性を向上させる為、全てに金メッキ端子を採用
・電源入力段パワーラインにRybycon製の超低ESR品高性能電解コンデンサ
を使用し、リニアでクリーンな電源環境を構築しております。
・ベースモデルよりグレードの高い日本メーカー製の温度補償型水晶発振器
(TCXO)を採用
・基板の仕様を変更することにより、SMD・半導体貼付けの外注から上がって
きた時の製品の品質・信頼性の向上を図っております。それと同時に
白基板・金メッキ仕様にしております。
・ケース固定(前面・背面パネル)ネジを鉄メッキのプラスねじから、ステンレス
六角キャップボルト(SUS201)に変更。その結果、強度・耐腐食性・信頼性が
向上し、あわせて見た目も良くなっております。
大まかな部分は以上となりますが、それ以外にも様々な箇所で施工時のリスク(音質低下)を防ぐ対策やパーツの選定をしております。そういった改良を積み重ねて、日本向けのNFJ専用モデルとなっております!
・高級感を意識したアルミ削り出しケースを採用!
なおかつフロントパネルのホール加工の工藝にCNCを使うことにより、
模様を消さずにアルマイト処理を施し、特徴的な質感を演出しております。
※『FX-AUDIO- DAC-X3J』増産にあたっての変更点※
・フロントパネル3.5mmジャック凹み部の直径を拡大!
元々工業規格に準拠したサイズに設定しておりましたが、一部ユーザー様に
おいてプラグ外筒が干渉するといったご報告がございましたので、凹み部の
直径を外観や強度に影響しない範囲で拡大いたしました。
・バックパネル側TOS-LINK・角型光端子をキャップ式に変更!
元々利便性を考えてシャッター式端子を採用しておりましたが、本製品本体が
軽量・小型の為に光ケーブルのプラグを斜め挿ししてしまいやすく、正確に水平に
挿しづらかったり、斜め挿しをして端子を傷めてしまう場合がございましたので、
耐久性と強度を重視しし、あえてキャップ式に変更いたしました。
高めるべく三端子レギュレータ上部に小型ヒートシンクを搭載いたしました。
なお樹脂ボディ側にヒートシンクを設置していることから予備的な効果を期待して
設置しておりますので必須ではございません。つい先日、別の目的で小型ヒート
シンクを大量に製造したことなどから、あわせて実施した作業です。
※いずれも前回販売分のユーザー様のフィードバックをもとに改良を行っておりますが、前回販売分に問題があったというわけではございません。前回販売分をお持ちの方はそのままお使い頂いて大丈夫ですのでご安心下さい。
●『FX-AUDIO- DAC-X3J』仕様●
ブランド:FX-AUDIO-
デジタル入力端子
2.コアキシャル接続(同軸・RCA端子/最大24Bit192kHz対応/)
S-PDIFデジタルソース入力
3.USB接続(最大16Bit48kHz対応)
※1or2と同時接続時はUSB端子が優先されます。
※USB端子からは信号のみの入力となります。USBからの電力供給は
出来ない為、バスパワー駆動は致しません。ご注意下さい。
アナログ出力端子
1.LINE出力(LINE OUT)-金メッキRCA端子
2.ヘッドホン出力-金メッキ3.5mmステレオミニジャック
※製品構造上、端子強度を保つ為にパネルに凹みを設けております。
パネルジャック凹み部サイズ:直径11.4㎜×深さ3.2㎜
こちらのサイズは工業規格(JISC6560等)に準拠したうえで大きめの設計に
なっております。ただ、規格外の太目のプラグを採用しているヘッドフォンが
多数ございますので、そういったヘッドフォンを本製品に接続する場合、
ささりが甘く接触不良に陥る場合がございます。こういった場合は、
ヘッドフォン側のプラグの加工、もしくは延長ケーブルの使用/加工で対処して
頂くようお願いします。
各種インジケータ
前面:機器動作LED(緑色) 背面:USB動作LED(赤色)
電源仕様
定格電圧/最大電流:DC12V/500mA以上推奨
DCジャックサイズ:外径5.5mmφ2.1mm(センタープラス仕様)
★ACアダプタは付属しておりません★
以前はオプション品でご用意しておりましたが、現在ACアダプタの在庫を切らしてしまっており、各自でご準備頂く必要がございます。恐れ入りますが、ご了承下さい。
サイズ:高さ30㎜×幅75㎜×奥行き105㎜(※突起部含まず)
※参考情報-サイズイメージ画像※
重量:約182g(本体のみ)
付属品:パッケージのみ
※パッケージ画像※
※カラーのチェック欄がございますが、今回のDAC-X3Jには関係ございません。色はブラックのみとなっております。
★商品のお届け方法★
宅配便(弊社指定業者)
送料一律:490円(※北海道・沖縄を除きます)
北海道:790円 沖縄:1,260円
※他商品同梱でも送料は固定です。
■注意事項■
★「弊社監修のFX-AUDIO-」ブランド製品はおかげさまで大変ご好評を頂いております。ただ弊社としましてはあくまでも「適正価格」で販売させて頂いていたつもりですが、以前の製品が入手困難であったことなどもあり、ユーザー様の転売にあたり実質プレミア化してしまっている現状です。ですから、極端にご期待頂いても、お応えする自信はございません。恐れ入りますが、ご理解下さい。
※本製品はサラウンド入力(ドルビーデジタル等)は、サポートしておりません。デジタル信号入力(※USB除く)時は、事前に音源側をPCM出力に設定しておくようにして下さい。
※ヘッドフォンアンプ機能を使用する際、ボリュームは必ず最小位置に合わせて下さい。当製品は必要以上の音量を出力することが可能ですので、初回使用時は小音量でお試し頂き、徐々に適正な位置まで調整して下さい。あわせてUSB入力時は、PC側のボリュームにもご配慮下さい。
※各ケーブルを抜き差しする際は、本体をしっかりと固定した状態でプラグに水平方向の力のみがかかるように行なってください。斜め方向の力をかけると端子を傷める恐れがございますので、ご注意下さい。
・ヘッドフォンアンプ機能使用時は音量調整用にアナログなボリューム抵抗を採用している以上、ギャングエラー等が原因による特定ボリューム位置で左右のバランスの片寄りが生じる場合がございます。また当製品はヘッドフォンなどを接続して使用する為に個人の聴覚差が大きく影響します。こういった場合は音源機器側でバランス調整などを行うなど、ご自身で対策をお願いします。
・USB入力時をはじめご使用の環境や入力機器の仕様により、ノイズ等が聞こえてしまう場合がございます。ただほとんどの場合でこちらの原因は本製品自体ではなく製品の異常ではございません。当製品の設計、構造的に非常に低ノイズな製品ではございますが、PC/接続機器側由来のノイズは除去しきれない場合がございます。特にヘッドフォンアンプ機能使用時にカナル型イヤホンや高性能ヘッドフォンを接続すると、性能のよさが裏目に出てしまう場合がございます。あらかじめご了承下さい。
・本製品に入力系統のセレクター機能はございません。排他利用で
お願いします。
・製造時の小傷や色むらなどがある場合がございます。弊社検品時に
出来る限り間引いておりますが全く傷が無いわけではございません。
あらかじめご理解頂いたうえで、ご検討をお願いします。
・当製品を使用した際におきた機器などの故障・破損、
及び、事故、負傷等の損害についての補償は対応できません。
・当製品は商品到着後2週間の初期不良保証をお付けしております。
但し、上記事項に抵触する問題は初期不良として対応が
出来ない場合がございます。また分解、改造時は保証を含め
一切の対応が出来かねます。あらかじめご注意下さい。
※上記注意事項をご理解・ご了承頂ける方のみ、お求め下さいませ。
最初に『FX-AUDIO- DAC-X3J』のコンセプトについてご案内致します。ご存知の方も多いと思いますが弊社ではデジタルアンプを中心とした取り扱い製品構成となっており、その延長線上として以前から多数のユーザー様より単体DACのご要望を頂戴しておりました。そのご要望をまとめたうえで、開発当初に『ハイレゾ対応でありながら低価格で高音質出力が可能な単体DAC』といったコンセプトを立てました。
まず、そのコンセプトを軸にそれを実現させる為に製品としての大まかな枠組みを作り、プロトタイプを作成いたしました。それで下地を作ってから部品選定と試作品製造を繰り返して推敲し、有る程度形になってきたあたりで、ひとまず製品として現地での販売を開始致しました。それがDAC-X3JのベースモデルであるDAC-X3でございます。
ただ、DAC-X3は弊社初めての単体DACでしたので、万全を期すために日本での販売は行ないませんでした。その代わり、日本向けの販売を想定せず出来る限り部品コストを抑えつつも動作面はきちんと押さえた本国仕様として中国側でDAC-X3を販売してもらうことにしました。そのフィードバックや不具合情報などを元に修正、改良を施したうえ、より高品質な部品を使用してから日本側で販売する計画を立てたからです。そもそもDAC-X3はFX-AUDIO-との共同開発で本国モデルでもございませんから、そういった手法をとることでより早い段階で安定した製品を日本で販売が出来ると考えたからです。
しかしながら安心の中華クオリティ、、、DAC-X3では初っ端から予想外の微妙な部分が発覚してしまいました。FX-AUDIO-側は中国では触れなければ問題ないレベルだと思っていたようで、そのまま販売をし様子を見ていたそうですが、残念ながら指摘される方が多く、日本で販売する際には対策は必須だとの結論に至りました。ただ中国側での販売においても他社様には真似されにくいようなコストパフォーマンス重視して展開しており、なおかつ事前に日本販売分を想定して製造してしまっていたようで、かなりの量を準備してしまっておりました。しかも、日本で販売できるようにするにはリワーク等の作業が発生してしまい、余分なコストがかかるだけでなく、作業ミスによるリスクなどを考慮せざるをえない状態に陥ってしまいました。その為、DAC-X3に関しては最低限の手直しで中国国内販売のみで全数処理してもらうことにし、日本側での販売は見送ることに致しました。
ただ、もともとトライアンドエラーを繰り返して追い込んでいた製品でしたので、先述の問題発覚でほぼ全ての問題を解決できる状態になりました。そんな状態ですから日本側での販売を先延ばしにするのも心苦しく思いましたので、日本側販売分は新たに一から製造することに致しました。また、当初よりDAC-X3は今後の展開でNFJ専用モデルの製造を検討しておりましたので、それを前倒しすることに致しました。そういった経緯で生まれたのが今回の『FX-AUDIO- DAC-X3J』でございます。
結果的に基板から発注しなおしとなりましたので、基板の仕様を始め、ある程度細かい点を煮詰めることが出来ましたから、最終的には僭越ながらそれなりに拘った製品に仕上げられたのではないかと思われます。その結果が前回販売時の評価に繋がっているのではないかと思いますので、弊社としましても達成感を感じることの出来た製品でございます。
なおかつ今回の増産分はユーザー様のフィードバックを元に改良を加えておりますので、前回お求め頂けなかった方々を初め多くの方にご満足いただけることを切に願っております。もちろん引き続きご意見などのフィードバックは受け付けておりますので、お気軽に忌憚ないご意見をお聞かせ下さいませ。
以上、少々長くなりましたが『FX-AUDIO- DAC-X3J』についてご案内致しました。様々な用途でご活用頂ける製品になるかと思いますので、ぜひお試し下さいませ!
それでは今回も宜しくお願いします!
弊社お勧めの逸品です!